獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200009-9

Re:歯軋り&くしゃみ
投稿日 2000年9月6日(水)13時16分 にゃおみ媛@3匹のうさぎ飼い

>ゆみさん
うさちゃん、ストレスがたまってるんですね。
気があれてるときは、少しの時間だけでも、撫でて、話し掛けて、
気持ちを和らげてあげてくださいね。
一時的なものだといいですね。

パスツレラ菌による感染症の症状は、菌が異常繁殖して暴れている場所に
よって様々ですし、術後に抵抗力が落ちているときだけに、
抗生物質の投与は必要かと思います。(素人意見ですが)
獣医さんに指示された量を、指示された期間、きっちりとあげてくださいね。

シリンジで投薬するのが大変でしたら、獣医さんに確認の上、
バナナをつぶしたものに混ぜるとか、ペレットやうさぎ用のおやつに染み込ませるとか、
小匙1杯程度のヨーグルトに混ぜてあげるとかして、
食べてくれませんか?
薬効に影響がないかなど確認して、お野菜に塗ってみたりとか、
いろいろ試してみて、少しでもうさちゃんにも苦痛がないように、
しっかり投薬できるといいですね。


「うさぎ学入門」は私も持っています。
こういう本などを読んで思うのは、
小動物に使えない抗生物質の使用は、とても危険であること、
そして、半端な状況で投薬を中止したり、飼い主の都合や考えで、
投薬などの指示を守らないことは、命取りになる...と。

投薬の期間が長くなれば長くなるほど、
また、どうしても腸内の有効な細菌類まで減ってしまう可能性があることなどを
考えると、投薬は怖いものだと思ってしまいますが、
でも、必要なものだから処方・指示されているのだと思うようにしています。

不安な点などあれば、どんどん獣医さんにも伝えてくださいね。
「こんなに長く投薬してて、リスクはないの?」とか、
「まだ歯の様子がイマイチなのでしょうか?」とか、いろいろ...

また、私がお世話になっている獣医さんは、
「投薬も大事だけど、闘病中は、いつもに増して清潔で快適な環境で、
 体力(=体重)を落とさないように、いつもより多めで良質の食事を
 摂らせて上げる事が大事です。
 病気は、薬や獣医が治すのではなくて、この子がその病気に打ち勝つことだから。
 特に、感染症の場合は、そう思う」っておっしゃいます。

術後だし、歯の具合もイマイチだし、うさちゃんも辛いんですよね。
でも、手術を成功して、歯も削っていただけて、少しずつでも
回復してきているんだと思うんです。
それを間近に見ているゆみさんの辛いお気持ちも良く分かります。
でも、大変でしょうけど、投薬とか、もう一踏ん張りしてみてくださいね。
きっと、回復してくれますから。

毎日、十分観察してあげて、「あれ?」とか「不安...」とか
感じたら、獣医さんに相談してください。
んで、獣医さんにもあれこれ聞いて、獣医さんに聞けない不安は、
こちらで聞かれたら、ゆみさん自身の心労も、少しは楽になって、
辛い時期を乗り越えられると思います。
早く元気に食べて、走り回って、大きなコロコロうんちをして、
前の元気な状態に戻ることを祈っています。

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