獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200012-16

べにらさんへ
投稿日 2000年12月6日(水)00時07分 たかぽん

すでにらいちさん、びぎなぁさんがレスしていらっしゃいますが、レスさせて
いただきます。

 まず、200gの子うさぎとの事ですが、まだまだ赤ちゃんの大きさだと思い
ます。そういう場合、遊びに連れ回したりしないで下さい。ちょっとのストレス
も命取りになる事がありますから。

 さて、本題に入りましょう。12/3、お友達のおうちでバターを食べてから
水をあげていないとの事ですが、意図がわかりません。そして翌日ぐったりして
いると気付いた時点で獣医さんに行くのがベストでした。ただ、生きている限り
遅いと言う事はありません。できるだけ早く獣医さんに連れて行ってあげて下さ
い。深夜診療をしていない獣医さんしかないのであれば、まず保温して(25℃
以上にしてあげて、湿度が上がらないよう気をつけて)下さい。ケージの上から
ケージの半分程度をクリップライトで当ててやるのが一番ベストかと思います。
夜行性の動物ですから明るくても睡眠はとれます。
 次に、胃腸の動きがストップしない為に強制的に水分を与えてください。果汁
を絞ってあげられれば一番ですが、なければぬるま湯に溶かした薄いはちみつ湯
かぬるい砂糖水を飲ませて下さい。胃腸が動かなくなったら大変ですよ。
 朝になったら↓に書き込みした内容を紙にメモして、うさぎちゃんを暖かくし
て獣医さんに行って下さい。その時、出したばかりの糞があればラップに包むな
どして持って行って下さい。うんちが小さいようなので、4〜5粒はあると良い
でしょう。

 参考までにうちのかかりつけの獣医さんの費用を。まず初診料は1 000円
です。検便料は500円です。その他は薬代や診察内要によります。獣医さんに
よって価格も違いますが、とにかく参考まで、です。

 「小動物が餌を食べなくなると末期の状態と言われますが、もう終わりなので
しょうか?」と、べにらさんはおっしゃっていますが、そういう話しを聞いた事
があるにも関わらず4日の内に獣医さんに行かなかった事が残念です。
 うさぎがじーっとしているのは、病気を隠そうとする小動物の習性と、本当に
辛いという意識からだとおいらは思っています。ですから、普段からそういう時
は見逃さないように様子を見て欲しいです。

 飼い方等はうちのHPにも、ここの「うさぎリンク集」にも、検索をかけても
出て来ます。飼った以上はできるだけ正しい知識(今現在正しいとされる知識)
を身に付けてください。

 小さな命を守るのも送り出すのも飼い主の責任下であるという事を自覚し、そ
の上で飼育しなくてはいけないですよね、おいらも皆さんも。

 現在我が家のうさぎ達はお腹の調子もだいぶ良くなってきています。食欲が旺
盛なので様子を見ているところです。最年長の諒ちんはもうすぐ5歳です。我が
家初の「長寿うさぎ」の仲間入りを果たそうとしています。是非長生きして欲し
いものです。これも、ネットを出来る環境になり、良い知識を見に付けた賜物と
思い、ひれからも大事に大事に育てていきたいと思っています。

 べせにらさんちのうさちゃん、AMANOさんちのたくちゃん(たくちゃんちゃん?)
今現在病気と戦っているうさちゃんがみんな無事に完治しますように。
 長くてすいません。 
http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/2722/

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。