獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200105-54

迷いと決断
投稿日 2001年5月25日(金)13時08分 chiaki

こんにちは こちらで何回か投稿させていただいたダイエット・ギンちゃんの飼い主です.
1ヶ月前ぐらいに突然ギンちゃんが下痢をして何も食べなくなり お医者様に連れて行ってクスリ
を与えて食欲を回復させました.そして今月に入って再度下痢とともに食欲がなくなったのです.
先月は2.7キロだったのが 今月は2.45キロにまで体重が減っていました.そして
数日間 注射とクスリで様子を見ましたが回復が見られないので入院する運びとなりました.
歯のかみ合わせも悪くないようだし フンから悪い細菌も出ていないのですが レントゲンの結果
背中から腹部にかけて内蔵を圧迫してる塊があるようでした.その塊が圧迫することによって
内臓の動きを止めてしまったのではないかと先生はおっしゃっています.塊が何か原因追求するには
開腹検査しかなく それにより麻酔による影響もあって内臓が動かなくなり死んでしまう
可能性もあるとのことだったので 入院させてクスリで内臓を動かしていくようにしました.
ネッカーをつけて鼻にチューブを入れられ 腕の毛を刈られてこちらにもチューブを入れられてる姿は
見ていて本当に悲しくなりましたが お医者様たちも一生懸命看護してくださるのでお任せして
私は毎日面会に行きました.しかし ある程度の食欲の回復は見られたものの
塊が小さくなるわけでもなく たとえ食欲が回復していっても再度食欲がなくなるのは
遠くない話だということだったので 退院させて自宅療養させています.ほとんど野菜しか食べず
ペレットや牧草を食べることは少ないです.(ないに等しい)クスリをイヤがり 下痢も併発して
イライラするのかケージから出すと布系のものを噛みまくります.おなかがポコポコと
音を立てて鳴り 外からでも腸が動くのがわかるほどおなかが変形して動いています.
このままクスリを与え続けていくのは本人には苦痛なのではないかと毎日泣きながら悩んでいます.
食べても下痢では 治しているのではなく単に苦しめているだけなのでないのかと...
人生最大級に迷い ひきつけを起こしてしまうぐらい泣きまくりました.そして決断しました.
お医者様から頂いたクスリが泣くなり次第 もうクスリをギンちゃんに与えるのは止めようと.
これ以上 本人がイヤがることはしたくないです.そう考えて決めた今でも 本当にその選択が
正しいのかどうか判りません.でも あとはギンちゃん本人の体力の生きる力に任せようと思います.
ペットロスになってしまうような気がして自分でもこわいです.でも最後までギンちゃんへ
最大級の愛情を注いでいってあげようと思います.(うちには もう一人ウーちゃんという
ウサちゃんがいるので 彼女を情緒不安定にさせないしなくちゃ!)

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:ホームドクター・専門診療・救急:神奈川最大級のプリモ動物病院グループ様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。