みなさんっ、聞いてくださいっ。
うーちゃんが卵を産みましたっっっ！！！

あいかわらず冬ハウスをトイレにしているので何日かに1回は中の干草を交換しています。
そして昨日も、掃除をしようと冬ハウスの中の干草を取り出してみたら、
な〜んと！　干草に埋もれて卵が1個ありましたっ！

う、、、ウサギさんって卵、、、産むぅ?
産まないよね?
私の記憶が確かならば、いや、天と地がひっくりかえってもウサギさんは卵は産まないよね?
それに、うーちゃんはオスだし、、、
メスウサギは赤ちゃんを産むけどオスウサギは卵を産むの?
そんなバカな、、、混乱混乱、、、。
目をこすってもほっぺをつねっても現実に目の前には卵が、、、。

そのとき私の背後から忍び寄る何者かの気配。。。
ハッと振り向くと、うーちゃんの隣に住んでいる鳥骨鶏軍団の一員が
コケッコケッと鳴きながらうーちゃんにあげたゴハンのおこぼれを狙って近づいてきました。
最近は昼間は鶏小屋前の運動場に放してもらっているのです。
運動場は鶏小屋とうーちゃん小屋を囲むように作られていて、
逃げないように低いバリアで仕切られて、3m×5mくらいの広さがあります。

うーちゃん小屋の扉を半開きにして掃除をしていたら、
トリさんはうーちゃんのゴハンを狙って小屋に入ろうとしました。
ははーん、なるへそ。
あなたなのね、卵の生みの親は。(そりゃそうだろが)
朝、きっと飼い主さんはトリさんといっしょにうーちゃんも運動場に放しているのでしょう。
そのときにトリさんがうーちゃん小屋に入り、「あら、いい巣があるわ」と冬ハウスにもぐって、
ポトンと卵を産んだのでしょう。
ぜったいそうだ、そうに違いない、そうよねそうよね。

帰宅したうーちゃんは、「なんだ?この変な丸いものは」と思いながら、
卵の横にプリプリプリとウンちゃん山を作ったのでしょう。
うーちゃーん、そこはトイレじゃないってばー。
トイレは別に用意してあげたでしょーが。
でも、あははっ、うーちゃんがもし冬ハウスをトイレじゃなくてちゃんと寝場所として使っていたら、
うーちゃんが卵をあっためることになってヒヨコが孵ったかもしれないよね。
ヒヨコは初めて見たものを親だと思うから、
そうなったらうーちゃんにくっついてピヨピヨ歩くことになったかもしれないよね。
おもしろいおもしろい、これはぜひとも写真を撮らなければね。

「何を想像してニマニマしてんだよぉ、早くタンポポくれよぉ」と、
けして卵を産むわけがないうーちゃんがウサ目で私をにらみ、ゴハンの催促をしました。