これはウサギさんにとっては、当たり前のシステムです。これを食べない子は
ビタミン不足になります。
下手な解説より文章引用を
　ウサギは草食動物ですが、植物の細胞を包むセルロースという物質はたいへん
　丈夫で簡単には分解できません。しかし彼らは盲腸にバクテリアを住まわせ、
　このバクテリアによりセルロースを分解し、ビタミンＢ群やタンパク質などの
　ウサギにとって重要な栄養を合成することができるのです。これらをきちんと
　摂取するには、胃腸をもう一度通過する必要があるのです。
　（我が家の動物・完全マニュアル　ウサギ：アニファブックス）
と言う事で、つまり一度目は植物を噛み砕き、腸内バクテリアにより栄養豊富な糞
（盲腸糞）にして排出し、それをもう一度食べてその栄養を摂取する。
という２段構えのシステムをとっているのがウサギ。牛の反芻のようなものですね。
何らかの事情で盲腸糞が食べられない時は、何らかの栄養補給を獣医さんに処方
していただく必要が出てきます。
盲腸糞は食べ残す事もありますから、日に１・２固まりくらいなら、我が家でも
見かけます。でも大部分は食べていると思いますよ。
盲腸糞は普通より色が濃く、水分が多くツヤツヤした普通の糞の1/2〜1/3位の
大きさの糞が数粒〜１０粒位くっついています。触るとベタベタして御餅の様に
弾力があります。
軟便は粒状の形が無く、一塊になっていたり、べっとりお尻や床にくっついて
います。軟便のときは獣医さんに行ってくださいね。その時ラップなどに糞を
包んで持っていくと糞便検査が出来ます。

牧草
牧草は食べてくれるにこした事はありませんが、ショップで牧草主体に育てて
いる事はない様ですから、多くはペレットを好みます。牧草を勧めるのは
カルシウムが少ない事、カロリーが低い事、歯の磨耗を助ける事、繊維質が多く
おなかに入った毛を体外に排出させる事が出来る（毛球症の予防）等、利点は
沢山ありますが、食べてくれないからといってダメというわけではありません。
またペレットに関して言えば、必要十分な栄養素が入っているので、栄養の
偏りが無いという利点もあります。成長に合わせて、生育期にはアルファルファ
が原料のペレットを、大人になったら低カロリー・低カルシウムのチモシー原料
のペレットをと使い分ければいいと思います。
繊維質についてはお外の草を活用する事にしています。単子葉植物ならまず大丈夫。
ヒエ・粟・燕麦・稲といった鳥の餌を自宅で水栽培しても良いですし。
以前この関係のお話が出ましたので、過去発言集で「牧草」「野草」と言った言葉
で検索してみてくださいね。
我が家ではかなり野菜を摂ります。セロリやパセリは常食です。りんごも常食。
牧草は気が向くと食べているのかなぁ？？？いつでも新しいのが食べれるように
してはあるのですが。歯の磨耗に関しては、今は野草がないのでもっぱら桜を
食べています（笑）　桜の枝は皮をきれいにむいて食べますよ。花屋さんで見
かけた時は必ず仕入れます。特に花や新芽は大好物です。これも枝はストック
してあるのですが、やっぱり新鮮なものの方がお好みです。
とにかく我が家では一番食費のエンゲル係数が高い子達です(＾＾;;
今のところ我が家はこの調子で健康に過ごして、大量の良い●を生産しています。

睡眠
本来は夜行性らしいウサギですが、見ていると夜も寝ていますし、昼間も
寝ていたりします。じっとしていて目の焦点が合っていないような時って、
寝ているのですよね。ボーっとしている時間って、やっぱり昼間の方が
多い気がしますが。
本当に睡眠不足になったら、きっとイライラしてくるだろうと思います。
元気なら、それなりに寝ていますから心配はいらないと思いますよ。