獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200504-45

毛球症予防
投稿日 2005年4月26日(火)00時53分 投稿者 チーママ

柊木さん ようこそ(^^)
ここでは飼い主さんの「うちの子はかわいい」の親ばか話も歓迎ですよ!

さて牧草をどうしたら食べるか。
これはウサギ飼いの永遠の課題です。
ペレットを減らして、おなかがすいたら食べた。そういう事もあるでしょう。
でもそんな話は多くはありません。食べたくないものはおなかが減っても
食べないのが普通のウサギさん。
ただ人間にとってはただの牧草ですが、これがメーカーや品種・産地、
いつ刈り取ったかなどでかなり味や風味が違うようです。
干草か生牧草かでも違うでしょう。
幸い今や牧草の商品もかなりの数があります。これ幸いと、お財布の中身を
無視して(^^;;次々と試してみる。ある日突然食べてくれる牧草が
見つかったという事は、ままあります。

またこれからの季節ですと、野草も利用できます。
ただし、犬猫の排泄物がかかるような道路端のは遠慮して。
薬剤散布しているような畑や田んぼの際も遠慮して。
また食べさせて良いもの悪いものがありますので、その辺は気をつけて。
そしていきなりあれこれ色々な野草を上げると、腸内細菌のバランス
が崩れておなかを壊す事もありますので、少しずつ様子を見てください。
安全なものは「ハコベ・タンポポ(花も葉も)・ネコジャラシ・ススキ・
オオバコ・クローバー・レンゲ・」
ハーブ類では「レモングラス・ワイルドストロベリー・バジル・タイム
セージ・ローズマリー・ミント類」 他にもありますが、比較的手に入り
安いものは以上のようなものかな? 
ちなみに桜は我が家の大好物です。花から食べて、新芽や葉を食べて
小枝をポッキーのように端からポリポリ食べて、最後に枝の皮を齧ります。
桜を食べるとおしっこが紅色になるのは、皮の色素のせい。
おなかのためにはネコジャラシやススキが安全でお勧め。
これはどのウサギさんも比較的食べてくれるようです。

また獣医さんのところには毛玉コントロールのペーストが
あります。ウサギ専用もありますが、猫用も使えるようです。
我が家は両方使っています。
そのままなめてくれる子もいるようですが、うちの子は食べて
くれませんでしたので、大好物のクリティカル・ケアに混ぜて
与えています。クリティカル・ケアはウサギの強制給餌用の粉末
ですが、腸内細菌を整えるサプリメント代わりに、時々与えています。
これは病院でしか手に入りません。
かわりに普段食べているペレットを水で少々ふやかして、それに混ぜて
与える手もあるかと思います。シソの葉で包んでとか、色々工夫が
必要かもしれません。
今回の換毛期から期間中は2日に一度(先生は毎日と言っていましたが
少々値段がはるので)与えています。効果の程はどうかしら?
ただ一時期つながりウンチとミジンコウンチ(どちらも危険サイン)を
していた子が、最近普通のウンチだけになりましたので、多少は効果が
あるのかと思っています。

我が家も始めは牧草を食べてくれませんでした。
でも歯とおなかの為には食べて欲しい。あれこれ試して、あきらめかけた時に
食べてくれるものに出会いました。ですから柊木さんもあきらめずに探して
下さい。
ペレットはない時間があるようにしていますが、牧草は常に食べ放題にしています。
我が家は野菜も多いので、全体の比率から言えば牧草2:ペレット4:野菜4って
ところでしょうか。野菜もペレットもないと、牧草食べています(^^;;
牧草が主体の生活ははるかな憧れです。ですから野菜はなるべく繊維質の多いものを
与えています。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。