獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200510-53

はい〜〜ぃ???
投稿日 2005年10月21日(金)23時09分 投稿者 チーママ

「歯は下の左4本、右2本、そして上の右2本を削ったそうです。
 (クサビ状のところのみを削るのでなく、短くした)」
何のことだかまったく理解に苦しんでしまいます。
そもそもスタートは食事が出来なくて、病院へ行ったのですか?
それとも歯科検診で言われたのでしょうか?
本来牧草と野菜半々の食餌なら、それほど不正咬合に悩むことも
ないと思うのですが。
いったいどれ程短くしたのでしょうね。
術前術後の違いは分かりますか?
きっとその獣医さんだと、飼い主に確認もさせていないのでは
ありませんか?
普段面倒を見ている飼い主にこそ、きちんと説明して確認させ
今後の助けにするべきでしょう。
ましてや説明が不十分なのはいけません。
どうせ説明しても素人には分からないだろうなどと思っている
方なら、どんなに腕が良くても良い獣医師ではありません。

我が家の2人の獣医さんは、共に処置前に私に見せて、どこを
どうするつもりか説明します。ほっておくとどうなるかの予想も。
共に目の前で処置をし、全身麻酔をする先生は術中に私と歯を
見て相談しながらです。(麻酔なしの先生は抱えてなさるので
無理ですが)
そして処置後も仕上がり具合を見せて説明して、私の了解を
とります。
4歳は老化の入り口の手前ですが、麻酔がかかりにくいかどうかは
年齢とは関係ないと思うのですが。今度獣医さんに確認しましょう。
麻酔のかかりやすい、かかりにくいは体質によるものだと思います。
我が家のユキがそうです。
7ヶ月での避妊の時にややその傾向がみとめられ、初めての麻酔下
の歯科処置の時に術後の腸の立ち上がりが悪く、以来全身麻酔は禁止です。
それで麻酔なして歯科処置をする腕の良い獣医さんを探し、この子達の
歯科のかかりつけとし、2ヶ月に1回のメンテナンスを続けています。
ほっておいて悪化すれば全身麻酔は避けられない事態になるので、
マメな検診を続けているわけです。
またマメな検診は安上がりでもあります。

私ならやはり病院を変えるでしょう。
ウサギなどのエキゾチックに関しては、多少遠くても
確実な腕の良い獣医さんは手放すべきではないと思います。
我が家の現在のかかりつけは両方とも片道1時間です。
2匹を入れたキャリーは総計6Kgにはなるでしょう。
それを担いで行きます。
そうまでしても行く価値は充分あるのです。
お二人とも知識も腕も経験も充分。飼い主の私が望むだけの
情報や知識を与えてくださいます。
また、良く皆さんはウサギのストレスを気になさいますが、
マメに行くほど病院の雰囲気や獣医さんにも慣れるものです。
そこがもう一つのねらい目で、万が一にも入院することが
あった場合、まったく見も知らない初めての雰囲気のところと
何とはなしに慣れている場所と人たちでは、ストレスが違って
くると思うのです。
その証拠に、はじめはキャリーゲージから絶対出てこようとは
しなかった子達が、最近はゲージを開けると自分から出てくる
ようになりました。あちこち探検しようとします。
診察台でも、はじめは緊張の塊で心臓バクバクで体が固くなって
いたのが、最近は体が緊張していない。
多少遠くても、マメに通う。これが安心してウサギを飼うコツかと
思いますよ。

ともあれセカンドオピニオンを求めるためにも、もう一件獣医さん
でいていただくのは良いことでしょう。
そこでも同じ事を言われたならば、通常の処置という事になります。
お住まいがどこかはわかりませんが、下記のサイトなどで良い病院の
情報を探してみてくださいね。

http://homepage2.nifty.com/usausa/

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。