獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200605-196

ウサギの気持ち
投稿日 2006年5月25日(木)21時42分 投稿者 チーママ

Aneさん こんにちわ(^^)
ウサギさんは男の子かしら?
なんとなく行動が我が家のシジミそっくりなんですよ。
男の子の方が、臆病さんで神経質な気がしますね。
男の子か女の子かでも、接し方が違ってくる気がしているんですけれど。

ブリーダーさんではないので、あくまでも我が家のご勝手ウサギたちを
参考にしかできないのですが・・・(我が家は私がいる時は家中自由なんです)
月齢的にはそろそろヤンチャな時期に入る頃かと思います。
これから1歳過ぎるまでが、あれやっちゃった!これはダメ!って事を
沢山やってくれるます。
でも毎日その姿を見ながら、ウサギというものを勉強していった時期でもあります。
その頃の私は、Aneさんと同じでウサギの気持ちが分からなくて、まだまだ
「引っかかれるんじゃないか」「かみつかれるんじゃないか」って心の底には
ありました。でも生後3週から育てた子達ですから、まずはウサギを信頼する
事から始めました。毎日毎日ウサギたちを観察していました。
どんな時にどんな事をするか。朝と夜中でやることが違うか。
おしっこをする時とウンチをする時ではしぐさが違うのに気が付きました。
気分がよければ長く横たわりますし、気になることがあれば耳を立てます。
気分が良い時の目と、怒っている時、怖がっている時とでは、違います。
毎日飽きもせずに眺めていましたね。
やがて2匹の性格の違いが見えてきて、ちゃぶ台返し(餌入れをひっくり返す)も
「機嫌が悪くて八つ当たり」「機嫌が良くて遊んでいる」「お腹がすいた」
「ここにあったら邪魔!」と色々なことでやることがわかりました。
スタンピングは機嫌が良い時にはやりませんが、怒っている、怖がっている
何か物音など気になるものがある、怒ってはいないけれど不満だという意思表示等々
その場の状況で使い分けます。
また4ヶ月〜1歳までは、小中学生。興味があることは何でもやってみます。
特に男の子では「ボクは強いんだゾ」って自己主張しますから、噛もうとしたり
(単に歯をあててくるだけなのですが、なれないうちは噛まれるって思いますよね)
引っかいたり、スタンピングして脅してきたり(笑)
手がつけられないほどヤンチャになる事もあります。
今では30センチの柵でも「ハイハイ ここから先はダメなのね」って行きませんが、
当時は70センチでも行きたければ飛び越える(^^;;
こちらがウサギに不慣れなだけに、「ダメー それば」「こらー」の連続。
邪魔されたり、叱られたりすると反抗する。
どちらもお互いを理解して行く過程みたいなものです。
やがて「叱っちゃダメ」って分かってきて、叱らないで済ますためにはどうするか
を考えるようになる。ウサギを脅かさずに付き合うすべが身についてきます。

もともとウサギは捕食される側の動物ですから、臆病で神経質です。
これといって武器を持たない彼らは、鋭い歯でかむことしか出来ないのです。
ですから「怖い 怖い イヤだ・・・ガブッ」っとなるのですね。
また縄張り意識も強いので、縄張りを守る為に攻撃的になったりもします。

ここで大事なのは、犬や猫と同じように「飼い主がウサギを怖がらない」事です。
飼い主が引いてしまうと、ウサギは自分の方が強いと思ってしまいますからね。
また突然の動きにパニックになるので、必ず声をかけながら、ウサギがこちらの
動きを認識しているのを確認しながら動くといいですよ。
試しにPCをやる時には、のんびりした声で「○○ちゃん、ママはパソコン
やるから良い子にしてね。」「あらあら 良い子ねえ」「ダンしちゃダメでしょう」
などと話しかけながらやってみてください。
声はいつも穏やかに。
そして何より「ウサギはほめて育てる」「ウサギはほめられるのが大好き」
「ウサギとは気長に根気良く」と覚えていてくださいな。
特に男の子は、プライド高いですから(^^;;
気の強い女の子も、同じかしら?

さてさて、他の皆さんはどう思いますか?
5ヵ月頃の事を思い出して、お話してくださいませんか?

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。