一緒に気にかけてくれるお友達がいて、良かったですね。
ウサギさんがかわいく思えるようになれば、自然と力になってくれますよ。
それに２年生の先生が「教えてあげてね」と言ってくれたのも、一歩前進
ですね。ただし、２年生だとミドリさんが思うようにはできない事も多い
と思います。そうした時も「けっして叱ったりしないで根気良く」という
のはウサギさんと付き合うのと同じだと思ってくださいね。
動物も小さな子も「ほめて育てる」のが一番です。
「学校の飼い方は間違っている」と言ってはダメですよ。
知らないだけなのですから、「もっとウサギが健康に長生きできる飼い方
をしましょう」って言いましょうね。誰でも「あなた間違ってるわよ」って
言われるのは気分のいいものじゃありませんからね。
「それでも生きているじゃない！」って言われたら、改善することが出来なく
なってしまいますから。
先生やご両親の力を借りる事は大変重要です。
「もっとたかちゃんを健康に長生きする幸せなウサギにしたい。
　病気になっても、獣医さんにはなかなか連れて行ってあげられないのだから」
「もっと清潔に飼わなくては、人の健康にもよくないことになる。
　そうなってはウサギも人もかわいそう」
この２点を言うと良いと思います。
人間の健康に悪いと言われれば、先生も考えるでしょう。
動物から人に感染する病気を「人畜共通感染症」と言います。
この点を先生方は十分知らなくてはいけないのですが、なかなか
気がつかないのですね。
「知らない・気がつかない」のを責めるのではなく、教えてあげましょうね。
飼育小屋は風通しが良い所にあると思いますので、熱中症（日射病）は
大丈夫でしょう。
あとはエサが腐らないように、野菜は良く水を切ってあげてくださいね。
今まで敷き藁にしていた牧草は、食べることもあったでしょうから、
カゴなどを金網にくくりつけて牧草入れにして与えましょう。
ウサギの健康の為には牧草主食が一番なのですよ。
牧草主食のウサギさんの多くは病気知らずです。
たかちゃんが何とかこの夏を乗り切ってくれますように。
もし誰か大人の人がミドリさんのお話を聞いてくれるようなら、
ぜひこの掲示板を覗いてもらってください。
そして、私か中川先生にメールを下さるように伝えてくださいね。
ミドリさんのがんばりが、神様に通じますように！