獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200706-33

Re:まだ引きずっています。
投稿日 2007年6月13日(水)00時26分 投稿者 チーママ

まだまだ悲しくても、おかしくないと思いますよ。
特に手がかかった子ほど、思いは心に体に染み付いていますから。

あのね。私はこう思っているのですよ。

虹の橋のお話は知っていますよね。
私の心から愛した愛猫も、今は虹の橋の向こうにいます。
ハムスターだの小鳥だのサンショウウオだの、小さな家族が次々来るので、面倒を見るのが大忙し。「かーさん。いい加減にしてくれないかニャー(−−)」って言っています。
虹の橋のお話だと、飼い主が死んで橋を渡ると、愛する動物達がかけよって、また一緒に暮らすと言うお話なのですが、私は違うんですよ。
愛猫ノンは、私を迎えに来てくれるんです♪
もうこの世界からサヨナラね、という時に、「かーさん 行こう!!」ってノンが迎えに来るんです。だから最後の時が怖くはないし、ちょっと楽しみでもあるんです。

亡くなって20年以上たちますが、今でもふと気配を感じることがあります。
あの手触りも、体つきも、体と心が覚えているんです。
いつでもあの子は、私を見ていてくれる。
いつでもそばに寄り添っていてくれる。
そういう子が、一生に1匹はいるんですね。

今でもノンを思えば、涙が出ます。それほど愛しあった、伴侶でした。
出かけた私を待っていて、戻った私が「ノン」と声をかけたら、一鳴き返事をして逝った子です。「ああ、帰るのを待っていてくれた…」
今は離れているけれど、いつかはまた一緒に暮らせると思っているので、悲しさは昇華されています。でもノンにたいする情があふれて、愛しくて涙が出ます。
それほど愛せる動物とめぐり合えたことに、心から感謝しています。

そして今、二つとはないと思っていた愛する子達にめぐり合えたようです。
ユキもシジミも、どうやらノンと一緒に迎えに来てくれそうです。

今うみみんさんは、亡くなったウサギさんに手をとられていた時間が埋まっていないのでしょう。だからふと、手や心や時間があくと「ああ…」と思うのでしょう。
こうした悲しみは、時間が最良の薬です。
亡くなったウサギさんの思い出をまとめたりして、何か形に残すと良いかもしれません。本当に、ウサギさんもうみみんさんも、一生懸命生きたのですから。
愛しいウサギさんが生きた証を、何らかの形にしてあげると、うみみんさんの悲しみも昇華されるかもしれませんよ。

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