アイボンは洗浄用を。
「コンタクトレンズをはずした後に」「角膜保護成分配合」「防腐剤は入っていません」「医薬品」などと、箱には表示されています。
メントールなどの入っていない、一番普通の無刺激のアイボンです。

アイボンを脱脂綿などに含ませて、目の周囲を拭いてあげる。
おしょうゆ入れのようなものに入れ替えて、目薬代わりにして、汚れを洗い流すといった感じでしょうか。

ウサギさんの涙はカルピスの薄いもののように、多少白っぽくて、油分が入っているそうです。
この油分のある涙が目の表面を覆っているので、瞬きせずに長時間、あの大きな目を開けていられるのですね。人間では、目が乾燥して痛くなっちゃいますよね。
反対に、そのせいで目の傷やごみといったものに鈍感でもあります。
時々目の中に白い毛のかたまりなどついていることはありませんか？
特に毛がわりの時に多いようですが。
でも不思議とウサギさんは平気です。
見ているこちらの目のほうが痛くなる気がします（笑）

ウサギさんは牧草やごみで、目の表面を傷めて、涙目になっていることがあります。
ほっておいても治ることもありますが、炎症を起こしたりしないように、角膜保護成分が入ったアイボンなどで清潔に洗い流してあげることも役立ちます。
ただしお薬のように「治療」ではなく、あくまでも「清潔にしてあげる」というつもりで利用してくださいね。
使っている時も、１・２日たっても症状が改善しなかったり、目の周囲が赤くなったり、厚みが出てきた時は、獣医さんに診ていただいてください。

ちなみに、コッピーさんのウサギさんは「歯の異常はない」という事ですが、涙腺詰まりはないですね？
以前一度経験したことなのですが、切歯（前歯）の噛みあわせがずれていて、噛む力が涙腺にかかって、涙腺詰まりを起こしたことがあります。この時は、切歯を調整したことで解決しました。ウサギさんの目から鼻に抜ける涙腺道はとても細くて、ちょっとしたことで詰まりやすいそうです。その点も確かめてみていただいてくださいね。