まずは急いでお水を戻してください！この夏場に水なしは危険です。脱水症状を起こしたら、下手をすればになってしまいます。

さて、おしっこについてですが、まずは気にしないでください。単にトイレを覚えていないだけです。またおしっこには、縄張り付けの意味もあります。飼い主が縄張りにされてどうするのよ！って言いたくなりますが、決して嫌われているわけではありません。
ひょっとしてその子は男の子ではありませんか？　男の子なら、気に入ってという事もありますよ。

ついで水ですが。ウサギは大変水を必要とする動物です。野生ではそんなに水をがぶがぶ飲んでいることがないので、皆水がそれほど必要だと思わないようですが、それは食べているものが水分のある野草だからです。ですから我が家のように野菜主食なら、夏でも水は欲しがりません。大量の野菜で水分が足りているからです。
でも多くの皆さんは、乾燥したペレットや牧草です。こうなると大量の水が必要です。
ウサギの飲水量は大変個体差があるものですが、一般的に「体重２０００ｇのウサギは、体重１０Ｋｇの犬に匹敵する量の水を飲む」と言われています。
ウサギは主食である食物繊維を、腸内バクテリアで分解発酵させて栄養を摂ると言う、特殊な消化システムをもっています。そのシステムを快調に動かす為にも、水分は必要なのです。水の飲みすぎで下痢をすることはありません。下痢をするとしたら、餌の変化やストレスや病原菌が原因。人間も健康な人は多量の水を飲んだからと言って、下痢はしませんよね？　それと同じです。反対に水分摂取が少ないと、食滞（腸内で食物が滞って、ガスがたまったり、毛球症状をおこしたりして、食べなくなる）をおこしやすくなります。
人間の便秘と同じですよ。

と言うわけで、まずはお水は常に新鮮なものを好きなだけ飲ませてあげてください。
おしっこについては、ウサギさんの性別や月例・性格により、対応が違ってきます。
ウサギさんの種類、餌の種類とともに、教えていただけるとありがたいです。