イニシャルがＡで始まる３つ会社がありますが、その中で、金融保険庁から保険業の認可が下りているのは、１社のみです。あとの２社は無認可共済という形態になります。

年度でいうと一昨年度に法律が改正されまして、現在の共済保険制度は認められなくなり、２０年３月末までに正規の保険業への業務転換が一斉に勧告されています。したがいまして、これらの共済事業者が保険業の認可をとることができるのか、１年半にわたってみてきましたが、いまだ未認可の状態です。

保険業の認可が下りなかった場合は、少額短期保険事業者という申請をして特定の範囲で今までと同じような運営を継続することとなりますが、こちらの場合は、加入者を無制限に増やしていくことはできません。１社の方は、こちらに転換するらしくホームページで告知しているようです。現在の少額短期保険事業者の認可がとれた事業者は、金融保険庁のホームページで確認できるようです。

保険業の認可も駄目、少額への転換も駄目という場合は、来年３月をもって現在の事業は継続できなくなります。
したがいまして、保険料を１年分前払いしたような場合ですと、４月からの掛け金が宙にうくことになってしまいかねませんので、御注意下さい。