確かにウサギは賢い動物です。海外ではアジリティー（障害物を跳び越しながら、コースを走り抜ける）があるくらいですから、付き合い方次第だと思います。
我が家でも「おすわりは？」というと、決まった場所に行って、決まった姿勢で待ちます。欲しいものがもらえるからです。「ねんねするよ」と言えば、所定の位置に移動したりもします。これはあくまでも、繰り返しの習慣で自然に覚えたことです。
ですから、立ったりお手をしたりも、ウサギの習性を上手に転化すれば、出来る子がいるかもしれません。
ただ気になるのは「鉄棒」です。ぶら下がるの？手を掴んで、ウサギさんが跳ねるのを利用している？どう考えても、ウサギの前肢が全体重を支えられる強度があるとは思えません。
そしてお友達が、「ウサギの骨は軽量で弱く、簡単に骨折してしまう。またウサギの骨折は、通常の動物の３倍は治癒時間がかかり、手術も難しい」という基本を知っていておやりになるなら、良いのですが。空キックしただけでも腰椎骨折をしやすいのは、ウサ飼いさんの良く知るところです。何しろ骨が弱いのです。
それは鳥の骨が体重を軽くする為に空洞になっているように、早く走るために骨質内に微細な空間を沢山含んで軽量化を計っているからなのです。

お友達がその事を知っているかどうかだけ、聞いてみてくださいね。