お返事が遅くなってごめんなさい。
２ヶ月から「ママ　だいすき〜♪」というのは、ありがたいけれど、本当に少し早いようですね。４ヶ月にもなれば、２次成長と言えるでしょうね。
実は我が家のこゆきもただいま４ヶ月。
おにーちゃんのシジミに、３ヶ月頃から猛烈アタックです（＾＾；；
こうした時に「あまり背中はなでないで」だそうです。頭をなでるのは良いけれど、背中（特に腰から下）は２次成長の性的気持ちを促進します。
初めはシジミにカクカクしようとしたり、飛びシッコ（お漏らし程度ですが）していましたが、それはシジミは断固拒否されて、今では「自分が下の順位」と分かってやらなくなりました。順位が確定し、シジミが受け入れてくれてからは、飛びシッコやしつこい追いかけはしなくなりました。その代わりキューキューキューキューと本当に良く甘え泣きをします。ウサギがこんなに鳴くものだとは、初めて知りました。
以前いたユキはそんなことはまったくしませんでしたので（それよりいたずらする方に夢中）、これは個々のウサギの個性だと思っています。
暖かくなったら避妊手術をしますので、多少は穏やかになるとは思いますが、今のところ完全に押しかけ女房です（笑）

シジミを例にとりますと「断固カクカクはやらせない」、獣医さんのアドバイスを入れれば「背中をなでて性的気分を助長させない」という事もあり得るかと。
よく他で聞くのは「お人形さんにカクカクする」というのがあるので、噛み付いてボロボロにし、布がお腹に入る心配がないなら、ぬいぐるみを与えるのも一方法かも。

また足首に抱きついてきたら、抱っこして「ダメよ」と言って静かになったら降ろす。
良く私はウサギがいけないことをしたら、床の上で頭をしっかり押さえ込んで「ダメでしょう」と静かに言いながら、しばらく話しています。ウサギが顎を下につける姿勢は服従の姿勢でもあります。これを繰り返して、飼い主がボスだと教えます。脅してはダメですよ。

よく「悪いことややって欲しくないことがあったら、ゲージに戻す」というのがありますが、私はこれを歓迎しません。「ゲージ＝嫌なところ」になっては困るからです。
確かに中にはお利口な子がいて「悪いことをしたらゲージに戻される」と分かる子もいるでしょうが、「やりたい気持ち」を抱えたままゲージに放置されるのはどうでしょう？
それより「お話をして気持ちを静める」事の方が、大事な気がしています。

発情を促進して偽妊娠をしても困りますし、何より性的欲求はかなりのストレスになります。飼い主が「恋する相手」ではなく「ボス」と認識できれば、カクカクはしなくなるかもしれません。
ともあれ、心も体も成長期にある時に、興奮が続くのはあまり体にも良くありません。また相手が答えてくれなくて、イジイジして噛むような性格になってもいけません。穏やかに拒否することが大事かと思います。
ただし「やりたいことは絶対諦めない！」というのがウサギさんの性格でもありますので、ひたすら根気が必要ですが。
ウサギさんには大変個性があります。それに成長期の心変わりや体調の変化もあります。
その子を知っているのは飼い主さんです。
色々観察しながら、その子にあったお世話の仕方や付き合い方を、考えてみてくださいね。本当にポイントは「大声で叱らない。根気をもつ」ですよ。