獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200806-17

Re:またまた眼振です・・・。
投稿日 2008年5月14日(水)00時22分 投稿者 チーママ

確かに天候、特に気圧の変動は影響がある気がします。
「天気が悪かった翌日から2・3日後に、患者さんが多い」とかかりつけの獣医さんは言います。 なので、気圧の変動が激しい時には、我が家では注意しています。

ソアホックに関しては、獣医さんのおっしゃるとおりに、下手な事はしない方が良いようです。以前書いてあった納豆菌に似たものと言うのは、ウサギ専門店などにおいてある液体で、ソアホックを直すと言うより、悪い菌が着かない様に、良い常在菌をつけておくといったコンセプトです。「うさぎ ソアホック グルーミングスプレー」などのキーワードで検索すると、見つかると思います。
また体が傾くウサギさんに、じっとしている時に、タオルを丸めたものなどで体がまっすぐになるよう支えてあげる飼い主さんもいます。状態によっては、ずれた足をテーピングして姿勢を楽にするケースもあるようですが、これは獣医さんでなくては出来ませんし、出来るかどうかの状況の見極めも獣医さんの見立て次第です。

効果が顕著に見られずとも、投薬は規定の期間(4週間)なさる方が良いと思います。
少なくとも、EZなら殺虫できる可能性がありますから。
何度も言いますが、原因がEZだとして、現在の症状はEZそのものがおこしているわけではありません。EZが神経を侵しての二次災害だと思ってください。
火元を消しても、一度痛んだ部分が悪さをしているのです。これには対処療法を取りながら、どこまで神経が持ち直すかが鍵になります。
研究会の掲示板はご覧になりましたか? 直接ご相談した方が、何か役に立つアドバイスがいただけるかと思います。
他の病気もそうですが、EZに関しては「典型的な経過」とか「完全な治療法」がありません。ウサギさんそれぞれの様子を見ながら、極力ウサギさんが楽になる方法を探っている段階です。 ですから、研究会の先生の方からも「こうしたら治る、とは言わないように」と言われています。 それだけケースごとに手探りしながら、現状を少しでも和らげ、命の危険から遠ざける努力をしている状態です。
ただ諦めてはいけないという事ですね。

幸いマメマメさんのうさぎさんは、まだ食欲もあり、動く気力もあるようです。
眼振があるとウサギさんも不快でしょうが、体が傾く事には、さほど不快には感じていないかもしれません。少しスペースを狭めて、行動を制限し、じっとしている間は傾く側に枕のようなものを当ててあげる。その姿勢が楽なら、ウサギさんもそこで安心してじっとしているかもしれません。
実際のウサギさんに合わせて、色々工夫をしてくださいね。

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