獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-202101-46

Peterさん りんこさんへ
投稿日 2012年11月14日(水)00時58分 投稿者 チーママ

ふぅ〜 お二人のお話を聞いていると、本当にかみ合わせ治療の難しさを感じます。

ウサギさんは、多少の不正咬合はあごをずらせて対応してしまうそうです。なので、治療後元に戻るのに多少時間がかかるので、すぐに調子良くといかない場合もあります。
でも食べられなくなって、うっ滞や体力の低下をおこしてからでは、麻酔が心配にもなってしまいますね。
最近は飼い方もペレットもそれなりになってきているので、飼い主さんのお世話のせいで不正咬合になるとは思えません。やはりもって生まれた骨格が、一番の問題であろうと思っています。同じようにしていても、なる子とならない子がいますものね。
そして、最近は門歯(前歯)の処置は無麻酔でという獣医さんも増えてきましたが、やはり臼歯を処置するのは麻酔下でということがほとんどでしょうから、飼い主さんの悩みも心配も尽きません。ましてや、その子の状態が一番わかるのが飼い主さんとなれば、処置のタイミングを見定めるのに神経を使いますね。
それでも骨格的に不正咬合になりやすい子は、牧草を増やしても、ペレットをあれこれ替えても、どうしてもなってしまうことが多いようです。歯に苦労しているウサギさんと飼い主さんを見ると、本当に心が痛みます。

我が家も先代娘が不正咬合になりやすく、2ヶ月に2mmほど前のかみ合わせの調整をしていました。時折スパイクができて、臼歯の処置もしましたが、我が家のかかりつけは抜歯などの大きな手術でもなければ無麻酔なので、気軽に調整し、様子を見て、また必要なら…と、気軽にできたのは本当にありがたいことです。 ただこの子は牧草を食べない子でしたので、考えた挙句に野菜食にしたら、歯科処置がほぼ不要になってくれました。こういうこともあるというご参考までに。
また現在9歳の息子(先代娘と同腹)も、おととしあたりから毎月健診で、ほぼ毎回前の噛みあわせを調整します。年をとりましたので、臼歯は一本根元から折れてそのままですし、多少倒れてきていますが、時折倒れすぎをカットするくらいで済んでいます。 最近はスパイクが出ることもなくなりましたので、食べるのに不自由でない限りは様子見にしています。
(年をとると、表面の硬いエナメル質が減ってきて、傷をつけるようなスパイクができにくいそうです。)

不正咬合はほっておいても治ることはなく、だんだん食べられなくなる子とがほとんどですし、口内炎ができていた場合はウサギさんもつらいことです。体力があるうちに、でもなるべくやりたくない。どこで踏み切るか、本当に難しいところですね。
ちなみに様子見をしている時、ぺれっとをふやかしたものや、野菜や牧草をみじん切りにしてあげるとか、なるべく歯の負担を減らしてあげると、食べられるかもしれませんね。

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