獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-199910-208

みなさんありがとうございます
投稿日 1999年10月29日(金)00時50分 くらら

きょう、お釈迦様が悟りを開かれた日ということで、
蘭を市内が見渡せる小高い丘のうえに眠らせることが出来ました。
先にお☆さまになった、みんなと逢えると思っています。
 私は、元気になりました、B型のせいだと、思います(笑)。

蘭から学んだことはたくさんありました、そのことが私のこれからの
人生に大きな意味を持つのだと思います。
私がうまれて始めて知った、身近な死というものでしたから・・・。

 みなさまへの御参考になればと思って、書き込みます。

 鳥の爪は、切らないのがいいと思いますが、先をほんの少し、2〜3ミリ
程度、切っておかれてもいいと思います。鳥の爪の先は意外に堅く、何かにささると
とれなくて鳥がパニックになります。
 細長い出口のない物ほど危険なものはありません、瓶や花瓶とか、部屋の隙間とかです。
瓶に頭から入ってしまうと、鳥の羽が頭の方を向いて生えているため、
逆戻りができません、鳥はそれを知っているので、体をくの字に曲げようとします、
口が細いと、頭が出口に届かず、体を髪留めのピンのように曲げてしまい、
どうにもならなくなります、鳥はパニックになります。
 かごのなかに半月または四角い形の餌入れを取り付けるときは、堅く固定しないで、
嘴でつつくと下に落ちてしまうように取り付けてください。
へんな所で羽根をひっかけたりします。
 
病鳥の看護

 病鳥にはパウダーフッドを食べさせましょう。
粟玉は良くないと思います、とくに雛の場合は。
粟玉は、体力が落ちたとき、健康な鳥に食べさせる物のように思います。
昔ならいざしらず、今はきちんとした病鳥食があるのですから、まよわず
パウダーフッドを使ってください。
粟玉は、消化吸収するために自分のエネルギーを使います。
パウダーフッドであれば、自分のエネルギーを使うことが少なくて済むからです。
粟玉の方がよく食べるからというのではなく、病鳥食を食べさせなければ
助からない、ぐらいの強い気持ちで食べさせましょう。
たいていの場合、パウダーフッドの温度さえ管理していれば、食べてくれます。
 鳥の中には、ビタミン剤をいやがる子もいます(蘭は大嫌いでした)。
そんな子でも、パウダーフッドなら食べてくれますので、ビタミン剤を添加する
必要がありません。
 ネク○ン社のMSAは、伝染病の予防に効果があるといわれています、
気休めかもしれませんが、パウダーフッドといっしょに食べさせてもいいと思います。
 夜明るくすることですが、差し餌中の雛鳥で病気の場合は、寝かしたほうがいいと思います。
蘭も寝かしました、パウダーフッドを食べさせていれば、効率よく栄養がとれます。
粟玉を使うとエネルギー摂取の効率がわるいので、夜も食べさせなければならなくなります。
粟玉は、意外に消化吸収が悪く、特に雛鳥には、負担が大きいと思います。
(雛鳥は、親からどろどろのご飯をもらっているので)
 保温は、暑すぎず蒸らさないようにが、基本だと思います。
体温が高く保たれているほど、カビの害から体を守れると思いますので、
鳥が暑がるぎりぎりの温度を保つことがいいと思います。
薬の処方は先生によってさまざまですが、一日中体の中の薬の濃度が
一定に保たれている方がいいと思います(病気の重いときは特に)。
 
 このあたりのことはもう少し調べて見たいと思っています。
ホームページにまとめてみたいと思いますので、できあがったらそちらも
見て下さい。
 餌の通販のことも詳しく載せるつもりですし、
どこで手にはいるか調べてみたいと思います。 
 
蘭の闘病で私が思った事でした・・・・。
 


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