獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-200103-65

桃さんへ
投稿日 2001年3月18日(日)22時22分 くらら

こんばんわ桃さん

あまり神経質になってしまうと大変ですよ。
ウイルスは、普通、きのこのように何かに寄生しないと生きてゆけません。
無くなったモンちゃんの羽根、うんちなどに寄生している可能性があるとしても
ウイルスそのものが、浮遊しているわけではないと思いますよ。
落ち着いて、考えましょう。
どなたか、アドバイスをくださる方はそばにいらっしゃいませんか?

PBFDですが、
私の知る範囲のことですので、間違っていたらごめんなさいね。
PBDFに感染するのは、おもに幼鳥の時代です、理由は抵抗力が無いから。
病状は、換羽するごとにひどくなっていくようですが、
換羽する前から、羽根がまがったりねじれたり変化するようです。
また、同時にくちばしが変形してきます。
セキセイインコちゃんはもうすぐ1歳なのですね、それなら、今までに雛換羽があったと思います。
そのときには変化がありませんでしたか?
雛換羽の時に変化が見られず、現在までくちばしの変化や、羽根の形状の変化が
なければ、PBFDだとは考えられませんよ。
PBFDが急性で発症した場合には、外見の変化(羽根、くちばし)は全く見られず
劇症型であっという間になくなるだとか・・・

セキセイインコちゃんは、どちらからいらした子なのでしょう?
ショップから連れて帰っていらした子なら、
ショップでの感染が考えられないこともないのですが。

セキセイインコの換羽は、今の時期日本では多いみたいですね、
アメリカではどうでしょう。
抜けて行く羽根と、生えてくる羽根に注目しましょう。
抜けていく羽根が曲がっているか、ねじれているか、出血痕があるか、
生えてくる羽根の鞘がしっかりしているか、羽根が長くのびてくるか、
などに注目してください。
もし何か該当するところがあるなら、要注意です。
PBFDに感染しているかどうかのテストができるはずですが、
一度アヴィアンドクターにお聞きになったらいかがでしょう。
すっきりするかもしれませんね。
また、亡くなったモンちゃんの羽根などがあれば、それも調べてみられたら
いかがでしょう。
もし、してくださるドクターがいなければ、イギリスで知っているところがありますから
そちらで調べていただかれたらどうでしょうか。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~clara

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