獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-200103-84

助け求む!!ルーちゃんの自咬症!
投稿日 2001年3月28日(水)00時26分 新井栄子

初めてこのBBSを読んで、ケースバイケースではあっても
それぞれの思いが小鳥達へのひたむきな愛で結ばれている、
ほんとに心優しい世界が広がっているのを実感いたしました。

友人の弟さんご夫妻が我が子のように可愛がっている
ルーちゃんは1999年12月生まれのルリコシ・ボタン・
インコ。今年1月に風邪を引いた上、冬毛に変わるとき
栄養バランスを崩して、羽毛がストロー状に開きません
でした。病院の先生のご指導や注射のおかげで風邪は直
りましたが、羽がストロー状にならず固いのをしきりに
気にしてだんだん衰弱して行きました。
3月始めそんなルーちゃんが心配でならないご夫妻は、
以前から予定していた数日間の旅行に発つことになり、
やむなく入院させるしかありません。旅先で毎日気に
かけながら戻ってみると、注射のおかげか思いのほか
元気だったのですが、自咬症という診断で“アブちゃん"
のようなエリザベス・カラーをはずしてはいけないと
固く言われました。
餌も変えていたので羽はストロー状にはじけ日々元気に
はなりました。でも最初固いカラーをつけたとき赤剥け
になった首の周りが痛々しく、柔軟な布に変えてもどう
してもカラーを気にして一日じゅう外そうともがき、
夢中で首のまわりをかいてばかりいます。
まだこれからようやく青春を迎えるルーちゃん。この
ままだと次第に衰弱して行くそうです。なんとかして
カラーを外してやり、自分をかむ習癖を直してあげ
たい。人間の愛で。
小鳥を愛する皆さんの中に同じような体験をなさり、
小さな命を救ったことのある方、きっとおいでになる
と思います。どうぞお力をお貸しください!!
ご意見を聞かせて下さる方がございましたら、今度は
ルーちゃんのマスター自らに語っていただくことに
いたします。
吉報を待ちながら・・・。





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