獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-200110-11

なるほどね
投稿日 2001年10月6日(土)01時18分 くらら

は さま

ご意見ありがとうございました。
確かに、そのようにお考えの方もいらっしゃいますね。
私の知り合いの小桜インコのブリーダーさん達は、
小桜インコに限ってですが、
四季の無い暮らしの方が鳥にとってストレスになり、鳥にとって
決してよいことではない。また一日の寒暖の差が大きいのも良くない。
彼らは、寒さに耐えられるだけの立派な羽毛を持っている。
とういうような事もおっしゃっていらしたように記憶しています(ブラジルの方です)。

が、実際に飼っている者(私の意見です)が、鳥を毎日観察していますと、
寒さに対する個体差がかなり顕著に現れるのですよ。
我が家ではもうヒーターをつけている子がいます。
ヒーターが無いと羽根を膨らませ、調子悪そうなのですが、ヒーターをつけて置くと
適当に暖をとっているようで、元気ですね。
病院へ連れて行きますが、これといって悪いところがないため、
耐寒温度の差だろうと思っていますよ。

私が大事に思っていますのは、自分の好きなようにできる環境なんです。
暖かい所もあって、そうでないところもあって、自分の体調に合わせて
適当に選択できるのがいいかなと。
もちろん冬なので、夏のように暑くはしません、
それなりに寒さに耐えて欲しいと思いますが、どうしても耐えられない子に
無理強いをするのは、寿命を縮めるような気がして・・・
それで、かごの外に大きめのヒーターを取り付け、
ヒーターの周囲の空気を暖めて、かごの中に、暖かい場所とそうでない場所を作り
自分で選べるのがいいかなと、そう思っています。

今日本で長生き(15歳ぐらい)の小桜ちゃん達が、どんな環境で暮らしているのか、興味があったのですが
やはり、どの子も冬はしっかり保温して貰っていました(もちろん適度な温度で)。
いくら寒さに耐えられるからといっても、老鳥に保温無しの冬は辛かろうと思いますが。

つか さん

夜の保温にヒーターは使わない方が良いと思います。オーバーヒートしますから。
かごの大きさにもよるのですが、ほかほかカーペットの上にかごを置き
毛布(暖かそうなもの)を掛けると、だいたい23度ぐらいに保てます。
必ず毛布の中の温度を測ってください。
そして夜と昼との寒暖の差を少なくしましょう。

私はこれから冬になると、夜はだいたい23度ぐらいを保ち、
昼間は室温が20度を下回らないように保ち、かごには外付けにヒーターをつけています。
今住んでいるところがマンションなので、年内は、23度をゆうゆうと保てますが
問題は来年の2月ごろでしょうね。

保温はいろんな方法があります、鳥さんの様子を見ながら、
その子に合った保温をしましょう。
試行錯誤した結果、その子に一番の保温方法が見つかると思いますよ。


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