ビターアップルは大きなペットショップにはあります。鳥用品ではなくイヌ用品です。

　好物がないのは辛いものがありますね・・・。健康上の問題もあるわけで、主食が強化子になるほど減らすのはハイリスクすぎるでしょうし・・・。
　バナナはやや腐りやすくて心配ですが、もう少し保ちのいいモノを、「ヒトが差し出すのではなく、気づいたらそこにある」ようにセットアップして好物を作るところからはじめるのがよいのかもしれません。ただ、主治医とご相談の上。・・・頭を掻いてやる、音を出してやる、などの別の強化子があればそれらも使えますが。

　鏡は、少し弱い気もしますが、やってまずいことはないと考えます。ただタイミングの遅れはやはり要注意でしょうけれど。「鏡を見たい」意思表示でチミチミ咬みをするようになっては本末転倒で。

　息を吹き掛ける、揺らす、は、微妙なところです。チミチミ咬みの罰子／嫌子として働くかもしれませんが、腕に止まることそのものを嫌うようにもなり兼ねず。セキセイインコは社会性があるとはいえ、イヌやウマのように目上のモンに従うメンタリティはなく、ネコのように飼い主との間に「成長しても疑似母子」の関係をいじするわけでもないわけで「叱られる」ことは理解できず、単に嫌なこととして受け取るでしょうから・・・。好子／強化子のほうが確実でしょう。

　いろんなものを齧るのはヒントかもしれません。
　その前に念のため、餌は殻付きですよね？
　カトルボーンでも生木でも、齧るのを喜ぶものを使うのも一案かもしれません。
　発想としてはふたつ。カゴから出す前に「ガス抜き」として遊ばせる。新鮮さを保つためには当然、カゴに入れっぱなしにはせず、かといって、ストレス解消に不足なほど短時間でもなく。
　もひとつは、齧るモノを強化子に。・・・ただこっちは、取り上げ方が非常に難しいおそれがあり、１セッションで１回しか強化の機会がないという難しい状況にもなりそうで・・・。