獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-200410-44

reフクフクさん
投稿日 2004年10月2日(土)13時54分 投稿者 はたの

常同行動でさえそうなんですが、各種のイタズラは、それによってストレスを解消していると考えてよいと思います。その根本となるストレスはあり、ヒトがより能動的にリードして解消させてもいいわけですが、鳥が自分で開発したものであれヒトが与えたものであれ、ミソは、鳥にとって危険ではないか、ヒトにとって問題ではないか、というだけのことです。
 そういう行動を取ろうとする根本は、衣食足りて退屈であるからですから、ある意味では健全なんです。怯えて縮こまっていたら退屈はしませんから。
 積極的に対象を与えてやるなら、動物園等で行われている「環境エンリッチメント」をご参考に。言い換えれば、良いストレスを与える、ことになります。
 フクロウに対する事例はほとんどないと思いますが、「こういう性質の動物にこういう遊びを与えている」という原則がわかれば、コキンメに向く遊びをご自身で工夫できるでしょう。
 嘴を削るのに電動リューターでなくてはならない、ということはありません。使い慣れていれば便利ですが、慣れていなければかえって手間取るでしょう。
 頭の中でいいので、どう持ってどう削るか、左右の手の20本の指の使い方のシュミレーションを。用具としては、安いものでいいので、いろいろな大きさ・形状のヤスリを数を揃えることをお勧めします。

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