獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-200501-143

こんなことがありました
投稿日 2005年1月29日(土)15時27分 投稿者 ろきゅ

お役に立てる話しかは分かりませんが、こんなことがありました。
今年のお正月に私のオスのボタン1羽を連れ、実家に帰省した時のことです。
実家には半年ほど前、ペットショップで大人の状態で買った2羽のボタンがいます。
もちろん人にはなついておらず、放鳥しても肩に乗るなんてこともなかったそうです。

私のベタ慣れのボタン(よく連れて帰るので実家にも慣れてます)が
実家に来て部屋を飛び回って数時間後、実家のボタンのオスがカゴから出たがりはじめ、
カゴを開けてやったところ、恐る恐る出てきて、食器棚の上から様子を伺い、
私のボタンに近づくようになりました。ところが私のボタンは雛から育てたせいか、
実家の2羽のボタンには見向きもせず、人に甘えるばかり。

実家に帰った翌日にはオスは背中にとまるようになりました。
(この時は少しでも動いたり、顔が見えると飛んで逃げました)
その後も3日4日と時がたつにつれて背中から肩に、肩から手にと、
びっくりするほどのスピードでオスのボタンは人間に近づいてきました。
結局1週間の滞在中で、オスは手の上でエサを食べるまでになり、
(うちの子の真似をしていくうちに人間に近づいたみたいです)
メスも最後のほうでようやく肩にとまった…という状態になりました。
私の母は、2羽を飼い始めた頃から根気よくカゴの近くで空いた時間を静かにすごし、
ストレスを考え、自分から鳥に手を出したりすることは避けていたようです。
そういったことである程度人を信用し始めていたのかもしれません。
先日実家に電話したところ、その後もオスは外に出たがることが多くなり、
肩にも飛んでくるようになったそうです(ベタ慣れ…ということはないようですが)。
メスのほうは、ほとんど出ることはないそうです。
個体差というのもやはりあるのかもしれませんね。

ちなみに私のベタ慣れボタンも雛の頃から風邪で元気がなくなったりして、
病院に連れて行ったり、投薬などをしていました。それこそ飼い始めて1年ほどは、
噛み付かれ(ボタンは力強く肉がえぐられる位の噛み付きでした…)、
嫌われていましたが、3年目に入った今では、撫でて欲しくて甘えてきたり、
夕方ごろになると、手の中にもぐりこんで眠ってしまったりします。
今でもよく体を壊すので時々投薬もしますが、慣れたみたい。
当時は血だらけの手になりつつ、かなり根気よく毎日接していました。
でも無理に近づこうとすると、余計に怖がってしまうので、
ゆっくり慣らしたほうがいいのかもしれませんね。

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