獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-200505-94

うこっけい
投稿日 2005年5月28日(土)07時22分 投稿者 sutemaru

雄は結構五月蝿がられますから捨てられたかもしれません。でも危ないところでのようで、それで怖い思いをして慣れなくなったのかもしれませんし、どこかから逃げたのかもしれません。かなり年かも、、、それで捨てられたかもしれませんがそうだとすると専門家の所に居たのではないかもしれません。写真で見る限り、羽とかとさかの状態も良くないみたい、何時からそこにいるのか判りませんがこの状態が長く続いていてこうなっているのか、こうなったので捨てられたのかなどもきっと問題があるのでしょうね。
ただ保護するからには誰かに預かってもらうなど頼っていては駄目でしょうね。保護すれば鳴き声等が問題として近所から出ることはあると思いますし、元気が無ければ泣き声も出ないかもしれないですが。保護するならば最終責任が取れるということが大事なのだと思うのですね。例え一時にしてもその時間がどれだけ続くかは判らないですから、保護するのでしたらそれも考慮して行うことが必要だと思います。
見つけて可哀想と思い何とかしたいという気持ちは誰でも持つのですが、保護したから何とかしてという気持ちで保護しても結局中途半端な形になってしまい、。また捨てる羽目になるかもしれません。
それではその子はせっかく慣れた場所からまた動かされ新しい環境に慣れなくてはならないかもしれません。そこがどのような天敵がいるかも判りません。車が激しい場所に敢えて居るのは、もしかしたら天敵もよって来ないからかもしれません。車に轢かれるか、猫に襲われるか、鳥に襲われるか、蛇に襲われるか等も考えてそこになったのかもしれません。
危ないと保護するのならば、やはり他に頼らず保護できると判断してから行うべきだと思います。どうすればこの子にとって良いかは誰にも判らないと思います。その子が何を望んでいるかですものね。

保護するならご自分で最後までどのような方法でも責任を持てると思ってから行い(貰い手を探すにしてもそれまでを責任を持つ等)、野鳥化しているかもしれないその子を保護することが一番だと決心出来ましたら、野鳥を保護するには時間をかけてケージなどを借りて餌付けするなど色々な方法はあると思います。飼い鳥でしたら飢えていればすぐ餌に寄ってくるかもしれませんから。保護したら病気の有無などそれも責任を持ってあげる必要に迫られてくると思います。それも考えてあげてください。
一つの命を保護しようと思うときは、それが最後まで守れるかどうかが問題なのだと思います。これが鳥であれ、猫や犬でも同じだと思うのですね。拾うのは簡単ですが、それを守っていくのは大変なことですから。

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