農業土木学科で測量の実習をしていた同級生が、私に質問したことがあります。
河川の右岸と左岸はどっちがどっち？　本流と支流はどうやって決まる？　と。

上流に向かって、右左なのか、はたまた下流に向かって右左なのかということ
ですよね。
こちらは、正解を知っていましたが、本流支流は「川幅が大きいか、水量が多
い方が本流ではないか」と答えたところ、川幅については大抵の河川が、それ
でよいが中にはあてはまらないものもある、水量は季節と流域事情に左右され
るので、基準とはならないとのことでした。
答えは「川床の低い方が本流」なのだそうです。つまり、河川の大きさではな
く、川が合流する時に水が流れ込まれる方が本流であるということなのだそう
です。
右岸左岸は、船と同じで進行方向に対してです。河川の進行方向というのは、
水が下流に流れますので、下流に向かって右岸左岸ということになります。

カタツムリやタニシについても、貝殻を上から見るか、下から見るかによって
逆の見解が生じます。渦が巻出て行く方向をいうのか、巻き込まれてくる方向
をいうのかによっても逆になります。
答えは本人の進行方向に対して、貝殻を背中の右に背負っているか、左に背負
っているかで決まります。
貝殻の中から、体を出して前へ進もうとすると、必然的に殻を背負う位置が決
まってしまい、これには少々の理由で変わるということはないからのようです。

我が家では、長女が田植えの終わった田んぼから「カブトエビ」をたくさん捕
まえてきました。
やれやれまたか、という感じですが、またおつきあいしなくてはならないよう
です。まだ、兜ができておらず、ホウネンエビの状態です。