獣医師広報板ニュース

爬虫類・両棲類・カメ掲示板過去発言No.2000-200211-34

いろいろ
投稿日 2002年9月26日(木)22時21分 とこまだしよ

えり さん

クサガメの場合、甲長がだいたい12〜14cmを越えていて、
首に黄色のラインがあればメスとおもってもらってよいのではないでしょうか。
アカミミの場合、同じく甲長が14〜15cmくらいで、前肢の爪が
1cm、あるいはそれ以下であればメスでしょう。
尾っぽの太さとか、総排泄孔の位置でも分かるのですが、これは見慣れないと
あるいは比較しないと分かりにくいです。

卵もクサガメは長径が2.5cmから3cm位ですが、アカミミはもっと
小さかったような気がします。
ご存知の方、ご指摘ください。すみません、いいかげんで・・・。

あやっち さん

ゴンタ家族さんの言われるように、肺炎か口内炎の症状です。
多分まだ幼体でしょうし、素人療法の域を越えていると思います。
できれば早めに病院へ。脱水も進み、急激に悪くなっていると思います。

GO さん

批判がましく聞こえてしまったとしたら、申し訳ありませんでした。
私も今の所進んで交雑種を作ることはしていません。
しかし、ペットとしての現状を考えるとそれも否定はできないと
思うようになっただけです。
以前ケヅメとヒョウモンが交雑するとは知らなかった頃、うちの
オスヒョウモンはメスヒョウモンがいなかったせいか、ケヅメメスの後を
追いまわしてばかりいました。
そんなある日ケヅメが産卵、オスケヅメがいないのに有精卵???
そのころは、リクガメの繁殖は成功していなかったので、孵化までは
いきませんでした。
その後しばらくして、誌面などでケヅメヒョウモンが騒がれるように
なりました。
私の考えでは、オスがヒョウモン、メスがケヅメという組み合わせが
妥当だと思います。
逆でも繁殖は可能かどかは、データを持ち合わせていないので何とも
言えませんが、その場合、ケヅメの求愛行動が非常に
乱暴で激しいものであり、メスのヒョウモンでは耐えられないかも
しれません。
ウンキュウに関しても、オスメスの組み合わせをはっきりと述べている
ものを見た事がありません。

>私個人は自分の欲望をセーブして少ない個体に充分な時間をかけるような
>飼い方しか今のところできないので、ひょっとするとタチが悪いのかもし
>れませんが

とんでもありません。
遺伝的なことを考えると、個人的に繁殖させるのは限度があります。
血統のラインを何本も持ち、近親交配を極力防ぐように遺伝子管理
を行いつつ増やしていく。
ヨコとのつながりを相当持たなくては、1〜2本の血統を維持していても
野生個体の採取を抑えるだけの個体は長期的には取れません。
また、それを理由にペア飼いを奨励することは、野生個体の採取を
促進することにもつながることかもしれません。
決して繁殖を否定してるのではなく、みんなが繁殖を正義とするのも
どうかな・・・、となかなか難しい話しですね。
結局、こんな事を言っている私自身が、ペア飼いが基本と考え、
繁殖を目指しています。
また、ペアになりきらないものは、知人に預け繁殖を託したりしても
います。
話しがそれましたが、GOさんのように、少数をしっかり飼う。
これはすばらしい事だと思います。
しっかり飼ってあげれば、消費する事も最小限となり、そのデータが
積み重なる事により、もう一歩進む道が見えてくるのではないかと
思います。

ゴンタ家族 さん

腫れている中心が目の後方の丸い所(鼓膜)であれば、ご指摘の通り
中耳炎でしょう。
今の所元気食欲があるようですが、いずれもっと悪化します。
稀にまた落ちついてしまうこともありますが、再発しやすです。
そんなことを繰り返していると、中耳炎にとどまらず、他の問題も
起きてくるでしょう。

さて、治療法ですが、やはり病院で治療してもらうのが一番です。
病院では、鼓膜の半分を切り取り、化膿している所の芯を取り除き、
化膿止めを行います。
薬だけを使っていても、この芯を取り除かなくては完治は
なかなか難しいです。
お役に立てませんで申し訳ありません。


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