ごちゃごちゃと、「何が原因かひとつずつ検討する」ゆとりがありますか？

プラケはよほど特大の浅型でないかぎりダメです。ホームセンターに行って、小さめのプラ舟か大きめの収納ケース（６０×４０センチぐらい）を買ってきましょう。合わせてケースにおおむね合う金網、３センチ角程度の角材とレンガ１〜２個、ピートモス適量（交換が必要になるので大袋で）も。
角材を切り、ぎゅっとはめ込んで（必要があれば角を落として）、”水場”と”湿地”の仕切にします。”湿地”にはピートモス、水場から遠い端にレンガを置いて”陸”に。ピートモスは斜面状に。”陸”と”湿地”にシェルターを各一つ、ないしはつながったものひとつ。
トゥルーライトをはめた蛍光灯（２０ｗ×２）をタイマーに繋いで朝から夕方まで。
今の季節なら、寒地の夜間に玄関や屋外におくのでない限り加温は不要。
短期的にはホットスポットも不要。

こうした環境でフトミミズなり与え、残り餌はマメに（ピートモスごと）取り除いて、とにかくしっかりと立ち上げるのが最優先です。
最低限必要な環境ぐらい整えてあげましょうよ。セマルは陸棲といっても、リッター層に埋もれて長時間過ごすタイプなんです。乾いた陸でもなく、水中でもなく、湿ってどろどろしてて、でも水中と違って体がすっぽりはまりこむようなところが好きなんです。
そうした環境は長期間の清潔な維持は手間が大変ですから立ち上がってしまえば水と陸だけにしていいんですが、立ちあげ当初は湿地がほしいんです。