私、オオカミ、好きなんです、で横から失礼しまーす。（笑）

去年の11月に米科学誌サイエンスで発表された記事によると。
「二つの国際研究グループによる犬とオオカミのＤＮＡ分析で、世界にいる品種をほぼカバーする６５４種類の犬と、ユーラシア大陸の３８種類のオオカミのＤＮＡサンプルを集め、遺伝子配列を調べた結果。犬のルーツは約１万５０００年前、東アジアで家畜化されたオオカミを祖先とし、アジア、ヨーロッパ、米大陸の順に広がっていったとみられる。」
オオカミは、やっぱりイヌの祖先だったのですね。だから、ハスキーやマラミュートには特徴が残っているのでしょう。

プロキオン先生も仰っていたように、見た目でもイヌとオオカミ区別しやすいですよね。
じゃあ何で、区別するって言われると。。。
オオカミは、ボス以外はシッポを立てない。イヌはオオカミの匂いを嫌う。

以下の出典先はNewtom　Mook「イヌをよく知る本」からイヌとオオカミの違いです。
頭骨：同じイヌ群イヌ属のなかでもオオカミの目はキツネのようにつり上がっているが、イヌの目はつり上がっていない。
頭蓋骨の眼窩の上端と頬骨の上端を結んでみると頬骨があがっている為につり上がって見える。
虹彩（目の色）：オオカミは黄色、イヌは黄色い虹彩をもっていないので区別できる。
足跡：オオカミは楕円形で長細いがイヌは円形に近くまるい。


＞プロキオン先生
オランダにあるニホンオオカミと言われる標本（剥製）は、本当はヤブイヌだとＴＶでやってました。
輸出時か博物館で処理する際に標本に添付書類が誤って付けられてしまったとか、うろ覚えですが。
どう見てもオオカミの特徴が見えない剥製ですよね。