翼さん。

ご意見拝読いたしました。
翼さんからすれば残念なことでしょうが
我が国では移入種に対する国家方針が
既に法律として示されていますね。

国内法の
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」
では、国内外の絶滅の恐れのある種を体系的に保存し、
個体とその国内生息地を保護してゆくことが定められていますし、

世界レベルでは「生物多様性条約」が作られています。
（日本を含む182ヶ国がこの条約に批准しています。
移入種問題はすでに世界レベルでの問題なのでしょうね）
日本の「生物多様性国家戦略」も発表されています。
環境省のHP内で詳細は分かりますので、ぜひご覧ください。

ですから国として、移入種については
1に予防、2に駆除または管理、
といった方針を打ち出しています。
（駆除＝殺処分なのかどうかは別として）
1と2への理解は難しくないかと思います。

ですから、翼さんが主張なさるようなことを実現するには
法改正なのか、条約からの脱退、
法の施行に際して殺処分を盛り込まない、
といったような方向での活動になるかと思います。

ちょうど、今、環境省では生物多様性国家戦略の見直しに
ついて意見募集しています。（パブリックコメントの募集）
こちらのBBSで殺処分反対を表明されるのもいいのですが、
環境省への意見投稿もなさってはいかがでしょう？
何といっても国に直接意見具申できるのですから。
http://www.env.go.jp/