獣医師広報板ニュース

野生と自然掲示板過去発言No.4000-200202-52

不遜な話ですが
投稿日 2002年2月4日(月)12時59分 チーママ

異常じゃなくて、ちょっとホッとしました。
「かわいい」と思うと同時に「オイシソウ」と思う私。
カエルなどまさにそう。飼いたいくらい愛着を持つのと同時に、
「オイシソウな腿だな」って思っちゃう。
おたまじゃくしなど、黒くて小さいのがごにょごにょいると
みんな元気にカエルになれよーと思うと同時に、大根おろしと
和えて、三杯酢で食べたらどうだろうかと思っちゃう。
もちろん馬もひつじも牛も大好きだけど、おいしく頂いてし
まったりもする。必要なら鶏を絞めて食べる事もするでしょう。
(ちなみに鶏は抱き心地が良くて、アヒルより好きです)

マングースや野猫は私なりには、捕獲して殺処分も現状では容認かと。
一刻も早くヤンバル等土着の希少生物を守る事が、先決かと思って
います。 手をこまねいているうちに、トキの二の舞はしたくない。
それでもトキは中国産とは言えいたものの、ヤンバルは二度と取り
戻せない。絶滅種は復活できないのです。
一つの種を生物界から抹消させる事の重大さは、個々の比ではない。
人間の勝手でというなら、マングースを殺処分にしか出来ない現状の
痛みも受け止めるべきです。
これは何もヤンバルだけにとどまらない。物言わぬ植物に対しても
そう思います。大きな無理を人はガマンしてでも、これ以上他の生物を
絶滅させる愚を冒したくないと思っている昨今です。
いつも言う事ですが、そろそろ人間はガマンする時期に来ていると
思うのですよ。
と同時に、マングースや野猫を殺処分するという心の痛みも、
己(人間)の都合から生じさせた結果と、甘んじて受け止めなくては
いけない。当時の人々はよかれと一所懸命考えた上であったでしょう
から責められる事ではありませんが、同じ人として我々が受け止める
しかないでしょう。種が種に対する責任です。
もちろん捕獲→殺処分を少しでも回避する努力も同時にしなくては
いけませんが、まず先決されるべきは種の保存だと考えます。
ちなみに私個人は、猫様に絶対服従の人です。

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