月齢ということになるとちょっと分かりかねますが、大凡のところでは同じく
らいか、もう少し進んでいるかというところでしょう。
頭のポワポワの具合は、同じような感じです。まあ、これはカーコについてで
す。
アータロウは、もう少し、早く生まれたのではと推測していますが、体格につ
いては、カーコの方が大きかったです。これは、アータロウの足の怪我のせい
とカーコが人間を恐れずに積極的に餌を受け入れていたためと考えています。
どちらも春に巣立ったばかりの若鳥でまちがいないと思います。

日本列島の地方にもよりますが、私の近辺ではすでに巣立った若鳥と思われる
カラスたちも見かけています。なにか口にくわえた１羽のあとを付きまとう個
体もおり、いかにも好奇心の塊といった感じです。

カーコは氷の塊に非常に興味を持っていました。よくカラスは白くてピカピカ
光るものを好きといいますので、本人の興味をひくような玩具を用意して、そ
れをつつく、あるいはくわえるという形に誘導できませんか？
そういう行動を誘発できれば、比較的楽になりそうに思います。もし、駄目で
したら、しばし格闘の日々を続けていただいた方が話としては早いかもしれま
せん。
カーコの場合は、あまり必要ありませんでしたが、アータロウの場合は、いつ
も話かけながら近付くようにしていました。
言葉の意味は通じませんが、声のトーンや抑揚で、害意のないことを感じて欲
しかったからです。最初のころは、かえって逃げられちゃいましたが、くり返
しているうちに慣れてくれたようです。