台風６号の少し前の夜になりますが、私がお風呂に入っていると、どこからか
かすかに「ポーッ　ポーッ」と鳴き声がしました。
入浴中、ずっと聞こえていましたので、ミセスプロキオンに「何処かで何か鳴
いているよ」と声をかけたところ、彼女は外へ様子を見に行きました。
なかなか、帰って来ないので、気になって私も外へ出てみました。彼女が言う
にアパートの横の公園の銀杏の気の梢から鳴き声がしていたのだそうです。
姿を確認しようとして近付いたことろ、パッタリ鳴き止んでしまい、そのまま
気配がわからなくなったそうです。

声だけしか聞いていなかったのですが、アオバズクかな？と考えて、翌日　長
女にその話をしました。長女は、ハリーポッターを一所懸命に読んでいますの
で、自分もその声を聞きたいと頑張ったのですが、翌日も翌々日も雨で、その
願いはかないませんでした。
お父さんも、あれ以来気になって毎晩外へ出てみるのでが、あの闇からの呼び
声を耳にする事はできません。ちょっと、残念なお話でした。


もう一つは、本当に残念な話です。
昨日、友人のゴンベッサ先生から、いきなり電話があって、何かと思ったら、
ノウサギの子供を病院へ連れて来た方がいるとか。
ゴンベッサ先生、開口一番に「ノウサギなんか、なんで連れて来たの！」と口
に出てしまったそうなのですが、相手の方が言うに「鳥獣センターに電話した
ところ、そのまま放置しておかないで連れてきなさい」と言われたとのこと。

ゴンベッサ先生が私に意見を求めたのは、鳥獣センターの指示は誤っている、
元いた場所に戻すべきではないか、ということなのです。

鳥獣センターがそのような指示をするとは考えられず、次善の指導としても保
護して鳥獣センターへ連れて来なさいという意味のはず。それがなんで動物病
院への来院にすり変わっているの？　
動物病院へ来るのは、自分で飼育したいという意識の現れではないかな。

ノウサギとイエウサギは、似ていても別の動物だから、認識を改めてもらう必
要がありそうです。飼育したいのであれば、イエウサギを飼育するようにして
貰いたいです。聞けば、まだ握りこぶしの大きさしかないそうです。
母ウサギも子供を捜しているだろうに、納得して元いた場所へかえしてくれる
と良いのですが…。