獣医師広報板ニュース

野生と自然掲示板過去発言No.4000-200310-84

クマさん、どうしたの?
投稿日 2003年10月15日(水)21時48分 もり

もりです。
はたのさんの、ゲノムとミームのお話、漠然とですけれど面白い
なぁと思いました。僕の頭では理解しきれないですが・・・。
脳の古い部分と新しい部分との働きの違いみたいなものでしょう
か・・・。

遺伝子というものは面白いなと思います。
僕が子供の頃何かで読んだ話ですが、
ヘビに噛まれた経験のあるサルの子孫は生まれた時からヘビを怖
がるようになり、噛まれた経験のないサルの子孫はヘビを怖がら
ないという・・・。

個体の(関係ないけど、個体の定義も難しいですよね、面白いけど)
経験や記憶が遺伝により伝わるということ・・・それが本当ならば、
ミームによる情報がゲノムに伝達されたということなのでしょうか?。

なんてことをぼんやりと考えていたら、タイムリーなニュースが・・・。

岩手県で、クマが病院の周囲をぐるりと回ったあと、自動ドアから病院
に入って、廊下を歩き、ガラスをぶち割って出て行ったと・・・。
クマがこれほど人間に対して警戒心をなくしているということは、なん
となく個体の学習や経験によるものだけではないような気がします。
ほとんどの人間はクマを狩らなくなったから、人間は警戒の対象ではない
という情報が、ミームからゲノムに伝達されているような・・・。
(言葉への理解が足らなかったら、ごめんなさい)
クマの頭と遺伝子の中で何が起こっているのでしょう?

クマと人間との共存の試みとして、最近は捕獲したクマにカプサイシンス
プレーを吹付けて人間への恐怖心を学習させて放逐するというようなこと
が全国で行われておりますが、効果のほどはともかく、いつまでこんなこ
とをやり続けなければならないのだろう・・・疲れるなぁ(って、自分が
携わっているわけでもないのに変ですね)と感じます。
でも、個人的な好みとして(ミーム?)クマにはずっといてもらいたい。
で、別手段として完全な「住み分け」という方法をとるならば(これは、
個人的には好まないですが)、やはり造林地の問題は大きいことです。
なんとかしたい・・・。

自然を守って行きたいという願望を実現するためには、小ざかしい理屈
よりも、価値観を広めていく活動をしたほうが有効的なのでしょうね。
人類は、理屈じゃなくて価値観で動いているものなのでしょう。
(もちろん、ミーム的なことだけの話ですが)。
ただ、行政を動かしやすくするために、ちょっと理論武装する必要はあり
ますが、どうもそれは、僕にとってはあくまでも手段であって、信念でも
本心でもないのでしょう。

やっぱり、「ちょっと我慢しよう」という言い方は、心理的に世の中に受
け入れられ難いような気がします。


イタチについて・・・。
ニホンイタチとチョウセンイタチとの間に、交雑はないのでしょうか?
情報をお持ちであれば、おしえてください。

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