獣医師広報板ニュース

動物の愛護掲示板過去発言No.6000-199902-14

1人では何もできないから・・
投稿日 1998年12月12日(土)12時35分 プロキオン

KIKKOさん、NOKOさんこんにちわ。
めぐさんは出てきていないですね。私の書き込みを気にされて
しまったかな?

私は決して非難したり考えを変えろというつもりはないのです
が・・・。めぐさんの言っていることは正しいと思うのです。

ただ、「子供達がかわいそう」という気持ちを否定してしまう
と「犬猫がかわいそう」とも主張できないように感じるのです。
すべての行動を起こす出発点がそこにあると思うのです。

「里親の会」で活動されている方達なら、やはり心優しい人達
と考えたいのです。少なくとも殺処分される犬猫達のことを傍
観している人達よりは感情的に共通の基盤に立っているのでは
ないかと私は考えているのです。
つまり、向こう岸にいる見物者ではなく、こちらの側の岸にい
るのではないかと。
だから、「子供達もかわいそうだが、殺処分されてしまう犬猫
達もかわいそうなのだ」と気づいて欲しいのです。里親の会の
人達から見れば、私達は無理解な世間の代表であり、怒りをぶ
つけるのにちょうどよい相手なのです。私達が1歩引くことに
よって、話し合いの糸口が見つかれば、それはそれで良いこと
ではないのでしょうか?

逆に私達は正しいことをやっているのだからと、無視・黙殺す
るべきなのでしょうか?
それとも、世間は無理解な人が多くて悲しいとなげいているだ
けなのでしょうか?

同じ思いを伝えるのにも選ぶことばによって、受け取る相手の
気持ちも変わってきます。私が聞いた方とめぐさんが聞いた方
とはむろん別人でしょうし、私とめぐさんも同一の人間ではあ
りません。受けとめ方もそれに対する考えも違っていてあたり
まえなのです。
要は犬や猫等の動物達のために自分は何をしてあげられるかな
のです。自分とまったく同じ考えを求めるのなら、世界中に人
間は1人しかいられなくなってしまいます。
たぶん、私の方が年齢が上でしょうから、それなりの経験をし
きているはずです。だから、経験の中から生まれてきた考え方
とでも受けとめていただけたらと思います。

私は個人的には12月9日のkikkoさんが言っていた「本
来人間がちょっかいを出さなければ、動物愛護も保護もいらな
い」いう意見が1番的を得ているのではと思います。

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