獣医師広報板ニュース

動物の愛護掲示板過去発言No.6000-199902-7

本来の目的は・・・
投稿日 1998年12月8日(火)10時57分 プロキオン

私も、最初に里親の会の方の話を聞いた際には、kikkoさん
と同じように考えすぎなのではないかと思いましたよ。
周囲の大人達の気の回しすぎではないかと。

でも実際にそういう活動をされている方なら、そういう事実につ
きあたったのかもしれないと考えるようになりました。
めぐさんは「犬と猫と同じなんてひどい」と感じる感性が悲しい
と言われましたが、里親を必要とする幼い子供達にそれを望むの
は少し気の毒ではないでしょうか?

犬猫の譲渡先を捜すのは良いことだと思うのです。不用犬不用猫
として処分される数を減らすことは望ましいことのはずです。
実際の行動をやめる必要はないし、そのつもりもありません。
でも、子供達の気持ちに対する配慮はあっても良いと思います。
その点については謙虚に受けとめようと考えています。

犬や猫は人間ではありません。寿命は短いものです。必ず彼ら
を見送る日がやってくるのです。無理に擬人化する必要もない
のです。
犬や猫と同じで悲しいと感じた子供達は、大人になっても彼ら
と友達になってくれないのではないかと危惧しています。
子供達が里子にいった先の家で犬や猫を飼うようになって欲し
いと私は思います。そしてその結果小さな命がまた1つ救われ
るのなら、喜ばしいことではありませんか。
だから、私は譲渡会の呼称にこだわるつもりはないのです。
大事なことは、不用犬・不用猫の数を減らすことなのですから。

#これは私個人の考え方であり、人に押しつけるつもりは
ありません。 いろいろな意見があって良いと思います。

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