これらの議論には統一した結論は出ないと思います。パソコン通信の動物関連の
フォーラムで、過去何度も繰り返されてきた流れに似てきましたので、ちょっと
心配してます。"あげあし取り"や"1対１の討論をみんなが傍観する"状況にな
らずに、たくさんの人の意見が投稿されていけばいいと思います。

私の個人的な感想をひとことで言うと「わかりにくい」ということです。
知らない相手と議論するのですから、多少は「知識で防衛」と思われるのかも
しれませんが、もっと身近な体験も踏まえて説明していただけると、私には
ありがたいです。議論している互いのバックグラウンドが少しでもわかれば
より建設的な意見交換になるのではないでしょうか？
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動物への対応について、私の経験を述べますと二面性があります。

私は小学生の頃にハエをガラス小瓶に入れ、窒息死するまで観察していたかと思
うと、炎天下に捨てられて死んでしまった子猫の遺体を同級生と火葬してお墓を
作ったり（火を使って怒られた）、ツバメの雛や鳩やクイナの幼い鳥を保護して、
あるものは自然に帰し、あるものは知識不足から死なせてしまいました。大学で
生物学を専攻していたのですが、教養課程でカエルの解剖をしたり、メダカの骨
格標本を染色し「キレイだ〜」と部屋に飾りました。その後の専攻過程の研究に
は無関係だったけれど。専攻過程でも就職した職業に無縁の卒業研究のために川
魚の仔魚を孵化させては数え切れないくらい殺してしまいした。
一方で、目の前で交通事故に遭った犬がいれば、車の往来をかき分けて恐怖で脱
糞した犬を歩道まで抱いて帰ったこともあります（学生だったので一瞬治療費の
心配をしたけど、飼い主が見つかり一安心）

私は動物が好きだから怖がることはしたくないし、痛みを取れる術を知っていれ
ば施してあげたいという欲求もあります。でも自分の欲求を満足させているとい
う点では「動物を怖がらせたい→虐待してもいいだろう」と同じなのかな？とこ
の掲示板を読んで考えてしまいました。（確かにイライラするときは、すぐに犬
たちに当たってしまいます。これも精神的虐待といえるのかも。）

飢えている犬がいれば温かい家庭と餌をあげたいけど、家では保護できないとい
う自分を優先した理由で、代わりに雨風を防げるところを作り、餌をあげるとい
うことで自己満足しています。

私が友人と動物愛護について議論した内容は、
「不妊・去勢手術は動物のためなのか？人間にそこまでする権利があるのか！」
という点でした。答えはやはりでませんでしたが、意見を交換できてお互いに
よかったと思っています。