タローくん、まだ鳴きますか? ちょっとは静かにできるようになりましたか?

6ヶ月過ぎる前に飼い主になれるかどうかは、
拾得物として届け出をしているのなら×、届け出をしていないなら○です。
法的には迷い犬は遺失物扱いです。つまり、拾ったお財布と同じです。
警察署に拾得物(迷い犬)として届け出をし、
6ヶ月過ぎても所有者(飼い主)が現れない場合、
所有権を得る(新飼い主になる)ことができます。
保健所への届け出だけでは拾得日の証明にならないかもしれません。
保健所と警察署が情報をやり取りしあっているかどうかを確認してくださいね。

本来は上記のように法的なことをきちんと踏まえてから正式に飼い主になれるわけです。
今は保護預り代理人みたいな立場ですよね。
去勢など保護預り中に必要と思われるようなことは
警察署や保健所と相談の上で行うほうがいいと思います。
万が一に飼い主さんが現れたとき、
「なぜ去勢なんかしたんだ。その犬は大切な種オスなんだ」などという最悪のこともありえます。
できれば6ヶ月経過を待つほうが得策ですね。

お隣は自分のところのメス犬の発情に気をつけてくれる人ですか?
犬はメスが発情しないとオスはその気になりません。
メス犬のほうがタローくんのところに来ないように、
タローくんがメス犬のほうに行かないように、
発情ピークの2週間ほどをきちんと気をつければ「できちゃった」は回避できます。
タローくんにはかわいそうですが、晴れてショウジさんの犬となるまで恋愛は我慢してもらってください。

狂犬病の注射と鑑札の受け取りは飼育代理人としてのことになりますね。
市町村への飼育登録届け出は晴れて飼い主になってからでもいいと思いますよ。
担当窓口に一言伝えておけばいいでしょう。

ショウジさんに大切にしてもらってタローくんは幸せですね。
鳴いてショウジさんを困らせたらダメですよー、タローくーん。