獣医師広報板ニュース

動物の愛護掲示板過去発言No.6000-200203-30

きおさんの意見に同感です。
投稿日 2002年3月20日(水)11時17分 ちびら

現在の日本ではイギリス、ドイツのように大規模かつ多くの保護施設ができたとしても、
やはり、無責任飼い主を助長するだけのもので終わるでしょうね。
保健所や管理センターで「殺す」から、それはあんまりかわいそうだという事で
里親を探すという人は結構たくさんいると思います。
それが、「殺さない」「新しい家族を見つける」ことを前提とした保護施設となると
なんの努力もせず安易に持ち込む人が増え、あっという間に現在の処分数を上回る
数の動物達で一杯になってしまうと思います。

それと、日本でも大きな施設こそ持たないですが、保護して里親探しをしている
個人や団体は山ほどあります。でも、保護された子の里親さんを探すのは
とてつもなく大変です。特に成犬、成猫は。
これだけペットを買う人が増えているにもかかわらず、そういうところから
貰い受けて飼っているという人はまだまだ少なすぎます。
外国では、ショップやブリーダーで買うのと同じかそれ以上に、里親になるという
事がポピュラーだからこそ、保護団体が成り立っているのであって
今の日本のように、流行や純血信仰があるうちは、また家庭内繁殖した犬でも
喜んで貰い受ける人が大勢いる状況では、保護施設なんて意味がないと思います。

保護施設建設より先に、安易な理由でペットを手放す人(新しい飼い主に託すことも含む)
保健所に持ち込む人を、せめて今の10分の1ぐらいにするべく、モラルを向上させる
事の方が重要だと思います。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:ホームドクター・専門診療・救急:神奈川最大級のプリモ動物病院グループ様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。