私の県では、不用犬・猫の管理センターへの持ち込みに手数料を徴収するよう
に県条例が改正されました。

私も　これで捨て犬や捨て猫が増えるなと思いました。愛護団体が処分されて
いる犬猫が多すぎると県にクレームをつけたためのようです。
条例改正の名目は、飼い主に安易に犬や猫の処分を考えさせないためとなって
いますが、現実に飼育できない犬や猫をそのまま飼育し続けてくれるかという
と心もとないものがります。
単に施設における処分の数が減少すれば良いわけではありません。

山野や河川あるいは線路に捨てられた動物達の行く末は哀れです。また、動物
病院への捨てられていく子達も増加するでしょうしね。
その場合の費用は、獣医師に負担しろとでもいうのでしょうか。

犬や猫の処分にかかる費用は本来飼い主が負担すべきものであって、行政が飼
育していない人の税金まで投入して面倒をみることはできないと突っぱねたの
であれば、これはそれなりに筋が通った話です。
変に目先のことを考えたり、言い訳じみたことを言ってほしくないですね。行
政には行政のやらなくてはならない仕事がありますから、本道を歩いて欲しい
と思います。


それにしても、野生動物と家畜とでは同じ倫理観では扱えないように思うので
すが、区別する必要があるような…。