考えてみたさん、こんにちは。
処分０にしたい、というあなたの気持ちは良く分かります。
でも、処分０にするために、収容された動物を救うのではなく、
収容されない（保健所に引取りを申し出る飼い主をなくす）
ようにするべきだと思います。

人間の身勝手な理由で、保健所(行政）に持ち込まれる犬や猫は
本当にたくさんいます。
あなたのおっしゃるように、その莫大な数に対し、新しい飼い主を
申し出る人、預かりを申し出る人、はごくわずかです。

法律をつくるべきだとおっしゃいますが、その法律も
たくさんの民意（世論）がないと、できません。

終生飼養・適正飼養できない飼い主が多すぎます。
「保健所は、殺処分だからさすがに持ち込むのはかわいそう、
だけど、これ以上飼えないからなんとか次の飼い主を探そう」
という人や、「保健所で殺処分するぐらいなら、散歩に行けなくても
餌だけやって生かしておく方がマシだろう」という
飼い殺し状態の飼い主など、「殺処分に持ち込む」ことに
罪悪感を感じている（犬のためではなく自分のため）人たちが
殺処分０になんかすると、こぞって持ち込むのは明らかです。

殺処分だからこそ、この程度ですんでいる持込数が
処分０になると、倍、３倍になるでしょう。

善意の人に、無責任な飼い主の尻拭いをさせるような事は
絶対にしたくありません。

ちなみに、法律、どうやって作ります？
現在でも、いろいろな団体が議員や識者、環境省にかけあって
また、団体が一般市民に対して署名の協力要請をしたりして
やっと、少し前進した法律ができたところです。
でも、やはりまだまだ大きく前進とは行きません。

世論と実際に動く人が少なすぎます。

これ以上、何をどうすれば、一足飛びに満足行く法律を
作る事ができるのでしょう？