茨城県の業者の話でしたら、「倒産」ではなく、「廃業届け」が県に提出されている
と聞いていますよ。
倒産と廃業とどれほど違うのだとお思いになるかもしれませんが、廃業であれば、犬
達の処遇は、業者の責任に帰すところです。当然、所有権も責任も当事者にあること
になりますので、それ以外のものは、噂やただのチェーンメールに相当します。

＃　もっとも、その当事者がどれほどの事後処理をできるか、考えているのかは、別
　　問題となりがちですが。

愛護団体も、活動しているようなのですが、大元の情報ということであれば、県の担
当部署・指導センター（もしくは管理センター）へ問い合わせるのが、もっとも妥当
と言えます。
繁殖させすぎて崩壊したショップやブリーダーが始末に困って、ネットを介して助け
を求め（実際には、善意の人々を利用して、これによって事後処理を謀る行為です）、
これがチェーンメールやスパムメールとなってしまう事例は近年増えてきています。

この手の情報やメールに接した方は、まず、ご自身でその内容を確認していただいて
当事者の人となりを確認していただきたいと考えます。
当事者の責任と事後処理への考え方を確認してから、お知り合いに伝達していただき
たいと思います。
ただ、右から左へメールを流すだけですと、それこそ多くの人々に不当な業者の尻拭
いをさせることになりかねませんし、管理センター等で新たな飼い主にめぐり合う数
少ないチャンスを待っている犬達の生存への機会を奪ってしまうことになりかねませ
ん。
この手のメールがネットに流れるのは、今後も増えていくと思われますが、他人にメ
ールを流して、チェーンメールを繋いで広げてしまうことは、考え物ですし、さらに
責任を感じていただかなくてはならない当事者も知らん顔では困ります。
当事者が出てこないメールであれば、自分は利用されようとしているのだと考えて、
他へ繋ぐことは止めましょう。

犬達を飼育管理し、意図的に繁殖させて数を増やした者が、その責任の所在を明らか
にせずして、犬達の先行きを心配するなどということがあるはずがありません。
犬達が心配であれば、まず自身で手をつくすべきですし、責任を感じるのであれば、
隠れていては駄目でしょうね。