いただけませんね。

　ソースとして示されるべきは、国内の動物飼育サイトでは不足です。カナダ政府のサイトの当該箇所をご提示なさらなくてはいけません。かつ、「33万5千頭以上」が近年の計画と実績に比してどうなのか、過去の統計資料も必須です。
　各国における、アザラシ以外の猟獲数がどのぐらいあるのかもお調べあれ。

「欧州や米国がこんなにも騒いでいる」
　それがどうかしましたか？　賛否は、個々人が、その居住する国や地域にかかわらず判断すればよいことです。欧米でどう扱われているかは参考にしかすぎません。また、「こんなにも」は何を示しているのでしょうか？　他人に何かを求めるのなら、あなたの印象以外の論拠が必要でしょう。

「その９８％以上は赤ちゃんです。」
これにしても、それがどうかしましたか？　という他ありません。個体群管理からすれば、幼獣を殺すほうがインパクトは少ないんです。ヒトの手出しがなくたって、どのみち、かなりの確率で死ぬんですから。繁殖年齢にある雌を殺す方が、より少ない死の数で同程度のインパクトと言い換えることもできますが、母親が死ねば胎児や養育中の幼獣も死ぬので、カウントできない分まで考えればあまり変わらないでしょう。

　そもそも、「愛護」を野生動物たるアザラシに当てはめるのは不適当です。つまり、こちらの掲示板であれば、「野生と自然」にかかれるべきものです。

　また、狩猟について軽々に、残酷だのかわいそうだの公言すべきではありません。
　人類は、この数百万年、狩猟に依存して生きてきました。近年、菜食主義でも生きられるようになったのは、皮肉なことに、ヒトの脳や文化が肉食によって発達したおかげなのです。Ｐｏｏｈさんの祖先もさんざん狩猟をしたはずです。狩りが下手だった者の子孫は滅びています。Ｐｏｏｈさんご自身も、狩りの成果に他なりません。

　イメージだけで騒ぐ前に、アザラシでなく何か小動物でいいですから（リンク先で扱っているハムスターはちょっと匂いますが、齧歯類は全般に美味ですよ）、殺してさばいて食ってみましょう。いやな思いをして殺さなきゃ肉は食えません。残念ながら、仮に肉食を忌避しても、他の生物の死の上でしか生はあり得ないのですが（植物だって他の生物を殺すことで生きながらえています）、自分の手で自分の食べ物を殺す、という実体験は、おそらくはＰｏｏｈさんを成長させてくれることでしょう。「他の生き物の死の上にしか、自分の生はは成り立たない」ということを直視して受け入れるのがスタート地点です。