獣医師広報板ニュース

動物の愛護掲示板過去発言No.6000-200706-33

Re:中国ハルピン サファリパーク内での 草食家畜への残虐アトラクション
投稿日 2007年5月26日(土)14時03分 投稿者 チーママ

私もあの映像を見て、「ああ、まだ中国では、人間以外の命が別物なんだな」と思いました。ひょっとしたら、ものに近いかもしれません。
欧米などでは、ペット(あるいは野生動物含め)は管理される側の命です。
日本は、昔から自然と共生して生きてきたところがあるので、人も動物も分け隔てない感覚があったと思います。動物が神のお使いとされたり、年経た動物が神とされたり。
このあたりは、狩猟民族と農耕民族の違いもありますでしょう。
長い国の歴史と自然環境の差による宗教観があって、それぞれの国民性の感性が違ってきますので、一概に今の中国の人たちを責めることは出来ません。
ただ、これから先、多くの中国国民が世界に出るようになり、世界の実情やいろいろな考え方を知った時に、徐々に変わっていく必要があるでしょう。
日本でも一昔前までは、犬は残飯で飼う、ネコはネコ飯(ご飯にかつお節)、と言うものでした。ペットロスなんて「あの人おかしいんじゃないの?」と言われたくらいです。今では、「ペットは大事な家族の一員」と言われ、それはそれで行き過ぎ(暴飲暴食で肥満の犬等)のところもありますが。

中国でも、パンダを一生懸命保護したりと、野生や環境や命を本当に考えている人たちもいます。すべての人が、あれで良いとおもっているわけではないとは思います。
でもあの映像は、今の中国国民の一般的教育レベルを見ている気がしました。
早く国の外にも目を向けて、一般の人がああいう状況を不快に思うようになると良いですね。

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