ネコちゃんにとって、叔父さんはかけがえのない人で、また、そのネコちゃんの気持ちを尊重した叔母さんも、素晴らしい人ですね。
昨今は変わってきたとは言え、気持ちより、習慣を優先する風潮がある日本ですが、これからは、習慣も尊重しながら、そして、家族のお葬式ですから、同居した家族（もちろん動物も）の気持ちを第一にしたお葬式が、大事だと思います。

うちでお葬式をあげた時、通夜に年配の親戚が来て、幾日かうちに泊まりました。
『ネコが棺桶をまたいだら、天国に行かれん』と、座ったままずっと言っていました。
しかし、うちの先住ネコは、葬儀の大きな祭壇の時も、葬儀あとの、小さな祭壇になった時も、静かに床を歩くだけで、登ったり、またいだりすることはありませんでした。
亡くなった者が入院してから、たまたま、そのネコはうちに来たので、亡くなった者とネコは、面識はありません。
ですが、うちのネコのことを知らないひとが、そういうことを言うのが、嫌でしたし、私しか、ネコをかばわない、というのも、悲しかったです。
夫婦のことは夫婦にしかわからない、というように、家のなか（家族）のことは、家族や、家族と親しい者にしかわかりません。
大切な儀式のときに、葬式位しか会わない人に、左右されたくないと、私は思います。
ネコちゃんは、叔父さんや叔母さんたちにかわいがられ、また、叔父さん叔母さんは、ネコちゃんを看取ってくれたプロキオン先生たちに、感謝しておられるのではないでしょうか。

相談の方の、その後が気になります。