動物の愛護掲示板 2008年3月30日(日)23時34分

声が聞こえるといっても、毎度聞こえてたら、こんな仕事できませんよね。動物が自分に向かって強く何かを伝えようとしているとき、ふっと受け止められる瞬間があるのですね。もちろん、「怖い」とか「イヤだ」とアピールする動物はいますが、それは話しかけてくるのとはまた違います。いやがる動物を従わせるのも、担当者の技量のうちです。動物の気持ちが分かることは大切ですが、仲良くなりすぎないこともまた大切です。お互いに仕事上のお付き合いなんですね。嫌なことでも、人間も動物もお互いに慣れていくものです。どんな仕事もそうだと思います。
実験動物に社会性がないというのは、イヌがそうなんですが、子イヌのころに親イヌや兄弟との集団生活を十分に経ていないことや、しつけもされていないことから、問題行動が起こりやすいようです。そのことをわきまえて対処できる飼い主さんにめぐり会えたイヌは、その後は幸せな生涯を送ることができます。

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