獣医師広報板ニュース

動物の愛護掲示板過去発言No.6000-200812-16

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投稿日 2008年4月5日(土)12時41分 投稿者 プロキオン

やはり、過去にはなんらかの虐待としか受け取ることができない事があったのでしょうね。
でも「痩せ薬」という説明だとちょっと変ですよね。痩せさせる為には餌を与えなければ必然的に痩せていきます。餌の内容と給餌量のデーターがいっしょに添付されていなければ、薬の試験としては誰にも信用してもらえません。というか、「痩せ薬」というもの自体がいつの世にも疑いをもって見られています。試験を実施している検査機関がひろく世に信用されていないとどのようなデーターを添付していても疑惑の眼差しでしか見られません。
少し前に中国製の「痩せるサプリメント」が輸入されて、これを服用した者に死亡者が何名かでました。「医薬品」であれば、国の認証を受けないとなりませんから、試験や検査の必要のない「サプリメント」ということにして、医薬品成分である甲状腺ホルモンを入れておいたというのがその正体です。この成分の安全量をキチンと測らずに含有させていたことと、安全確認のための試験(実験)が実施されずにいたことに原因があります。
「規制緩和」というと、世間ではよいことのように受け取られていますが、身の回りの安全にかかわることについては、規制は決して緩和してはならないと私は考えています。安全のための規制措置を支えているのは、やはり動物実験があります。
長時間、水しか与えられない実験というのも、同じようにおかしいと思います。それで、何を目的としていたのでしょう。水だけでどのくらいの期間生存できるかというのであれば、実験の名には値しません。ただの虐待です、ネグレイトにすぎません。
どこかで何らかの虐待行為があって、それを動物実験の証拠として用いているように思います。

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