獣医師広報板ニュース

動物看護師掲示板過去発言No.7000-199902-23

VTの人に望む事・・・
投稿日 1998年11月27日(金)01時34分 よっち

私がというより、これからの獣医師がVTに望む事は
治療に積極的にかかわってほしいという事です。
VTのみなさんは、診断をしたらいけないとおもってませんか?
処方をしたらいけないとおもってませんか?
あなたがたは診断も処方もしてかまいません。どしどしやってください。
ただ、
☆自分の診断を飼い主に伝えてはいけません。
☆自分が処方した薬を動物に投与したり飼い主に渡したりしてはいけません。
大事な事は、今手元にある情報から動物の病気は何なのか考える。
もし診断がついたら、どのように治療し、どの薬を使うのかを考える、という事です。
そのためには、いろいろなデータを解釈できなくてはなりません。
VTのひとたちは、こと病気のこととなると、「わからない」とか
「難しい」とか思われていますし、データの解釈にいたっては、
手を出さないようにしてるとしか思えないことがあります。
獣医師も、大学卒業してから勉強して覚えていくので
VTも獣医師と同じ知識を持つようになってほしいと
思います。

最後に、不思議に思うかもしれませんが、
世界中どこを探しても動物の病気を治せる獣医師はいません。
私も、10年臨床医をやっていて1例も治した事がありません。
この事がわかると、獣医療で絶対やってはいけない事が
わかるんですけどねぇ〜〜。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。