獣医師広報板ニュース

動物看護師掲示板過去発言No.7000-200104-94

感謝します。
投稿日 2001年4月27日(金)17時24分 あおい

AKI先生、ドクターJ様、こんにちは。

看護に対して、これだけの希望と、期待を
向けてくれた先生方に熱く感謝致します。

私はまだ青二才で知識も経験も全然ありません。
AKI先生の仰る通りの「看護」をしているのかと
聞かれても全てに「YES」とは言えないでしょう。
専門学校も出ていません。
自己流で病院から、獣医師から、書籍から、セミナーから
必死で学びました。(先輩もいませんでした)
所詮、自己流の看護は自分では精一杯のつもりでも
落ち度があったり、本当は間違ってないか?と
いつも疑問に思っていました。

その上、確立されていない私達の立場。
「AHTの国家資格」や「AHTの立場」など、
AKI先生のような考えの獣医師の元で働けるのならば
それも、「狭い視野」「もっと必要な看護がある」と
気がついていたのかもしれません。
でも、そのような機会出会えるのは恵まれている人
だと思います。

「お手伝いのお姉さん」。これ、実際よく言われるんですよ。
飼い主さん、業者さん・・・。
ただの「言葉」に過ぎません。でも本当に傷つきます。

でも、こんな言葉に負けてしまうのは、自分の看護に
自信がもてないからでしょうね。
私達が行う本当の看護、仕事って時々何かわからなくなってしまう。

AKI先生がご教示くださったお言葉は
目が覚める思いでした。「AHT」の本当の意味も
分かったような気がします。
最低でも、このことは肝に銘じて業務に取り組んでいきたい。

しかし、看護だけではまわらない病院もあります。
私の病院で、血液検査(循環器・内分泌・フィラリア・Felvなど)や
尿検査はAHTの仕事です。
もちろん、最終確認や診断は獣医師が行います。
これを獣医師がやってしまうと病院はパニックです。
流れません。でも、これは「違法行為」?なのか
どこまでボーダーラインを引いていいのか全くわかりません。
「獣医師業務の補助」ってどこまでなの?

そういった取り決めが全く無いこの業界で
病院(獣医師・院長)によって、AHTに対する
扱いが違ってくるのは分かる気がします。

「医療の大切さ」より「看護の大切さ」を
AHTはもっと学ぶべきなのでしょうか?
それを社会に示すほど、成長してません。
その段階として「国家資格」があるとも思っています。

世間に認められるためには
それなりの知識と努力が必要で、今のAHTには
それが足りないと思うのです。
専門学校出たとしても、学校によって学ぶ事もまちまちで
正直「本当に学校(動物関係の)出たの?」と思ってしまう人もいます。

それも、このどちらでもいいような立場の仕事の
表れでしょう。
(私の県は動物関係の専門学校さえありません)

命を扱う業種として、もっとAHTを働きやすい
地位にしたい!責任を持ちたいというのは、甘い考えですか?


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