そうなんです、青衣の天使さんがいうように、AHTでないとできないことってあるんですよ〜。入院患者をきめ細かく観察し、獣医より先に異変に気づいたり、落ち込む患者さんをそっと励ましたり。こういうのってほんと大事だと思います。
　私なんか特にいろんなことを悩むほうなので、いきづまった時に、AHTが病院をピカピカにしてくれて「ああ、ピカピカになったでしょう？気持ちいいですね！」とゆったりするとなんだか楽になって元気になったりもします。こういうちょっとした気遣いの出来る方はなんとしてでも長くいて欲しいと思います。院内が明るくなるしね。

　私が、あまり長く雇いたくないなと思うタイプは(私の勝手な意見ですよ)、仕事熱心なあまり段々えらそうになってくる方です。私は獣医ばりに仕事ができるのよっ！となり、研修医や下の子をアゴで使って自分はデンっと座ってる、なんてなると長くは無理ですね。獣医の仕事ができる必要は無いと思います。獣医なみのAHTなら新卒獣医を雇うほうが私はらくですもん。　でも獣医の仕事を理解してて、次は先生はこれをするだろな〜と予測し言われる前に用意できてる、気配りができる、なんて方は本当に必要とされると思いますよ。これは獣医さんではできない仕事です。
　
　病院のAHTの仕事なんて、内容自体は一年も頑張れば大抵できる様になります。（体が覚えます）そんな中、若く元気な方に勝るにはやはり、「００さんでなきゃ〜、さすがだね、若い子じゃ無理だよね〜」と思わせるものが必要ですよ。是非、優しく明るく、迅速に、そして奢らず頑張ってくださいね。